チャンス-夏講日記(その12)

「初めてのおつかい」でもないですが、もうそろそろ大丈夫かな、よし、やらせてみよう!と、思う瞬間があります。

ご家庭では、電話対応をやらせてみようとか、料理包丁を握らせてみようといった瞬間でしょうか。

塾の現場では、スケジュールノートを、自分で書かせてみよう!とか、丸つけと直しを、自分でやらせてみようといった瞬間です。

このタイミングが実は、なかなかに難しいものでして、遅すぎると誰かにやってもらわないとできない人になってしまいますし、早すぎると、できないどころか、やったことにしてしまう、なんてことになりがちです。

まっとうに自立させようとしたにもかかわらず、結果的に破滅させかねない、両刃の剣と言ったところでしょうか。

慎重にチャンスを待っています。ここぞ!とばかりに、畳みかけます。

ひと山越えた向こうには、いったいどんな風景が広がっているのでしょうか。

これぞ、醍醐味です!至福の瞬間と言えましょう。

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【高の原教室】夏期講習情報その2

今週になって、ようやく梅雨明けして夏らしい日が続いていますね。

高の原教室の夏期講習 へのお問い合わせ、ご参加誠にありがとうございます。
本日現在の空き状況、開催時間等 のご連絡をさせていただきます。

7月中の平日(月曜~金曜)の夜の部は満席となりました。土曜日の夜の部は余裕がございます。
その他午前、午後の部は一部締め切らせておりますが、まだまだ余裕がございます。

英語授業の開催日時は、
7/23(土)、8/1(月)、8/3(水)、8/5(金)、8/8(月)、8/9(火)、8/10(水)、8/12(金)、8/17(水)、8/19(金)、8/20(土)、8/22(月)の何れも午前の部10:00~12:30を予定しております。(都合により変更となる場合もございます。)

ご参加お待ちしております。

高の原教室 飯尾 

 

放歌高吟-夏講日記(その11)

大声で歌っていますが、動いている車の中ですから、きっと誰の迷惑にもなっていないと思います。

必ず歌う一曲は…、「ワルシャワ労働歌」です。

数奇な運命をたどった曲でして、もともとポーランドの地方民謡だったそうです。ロシア革命のヴェイ・レーニンが好んで口ずさんだため、有名になりました。

いつごろからか、ずいぶん戦闘的な歌詞に代ったのだとか。

「暴虐の雲 光を覆い 敵の嵐は 吹きすさぶ~♪」

歌い出したら、目も脳ミソもシャキシャキです。

「砦の上に 我らが世界 築き固めよ 勇ましく♪」

良いですね。今日も「砦」で授業と、がんばります!

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邂逅-夏講日記(その10)

「夏講に参加したいです」という皆さんと、多くの出会いがある季節です。

当世塾生気質とでも申しましょうか、皆「おとなしくなったな」と思います。

良く言えば「悪くない」です。悪く言えば「良くもない」のですが(笑)。

跳ねっ返りがいなくなったと、ホッとしている業界人が多いご時世なのでしょうか。古だぬきは、少しさびしいのであります。

共に吸っている空気が薄くなればなるほど、同志的紐帯が緩んでいきます。

「昔は良かった」などと、言わないようにしています。

大切なものは、昔も今も変わっていないと思いますし、固くオブラートに包まれて、奥深くしまわれてしまったものこそ、大事に扱ってあげなくてはなりませんから。

ほぼ毎日ですか、新たな邂逅がある日々です。

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コンビニ-夏講日記(その9)

毎朝、出勤途中に車を停めるコンビニがあります。

道すがら二十数件のコンビニがありますが、停まって買い物は、ここだけです。

パンを買ったり、コーヒーを飲んだり、普通にコンビニでしていることをしているだけですから、特に出勤途中だからとか、朝だからとか、あまり必然性が無いです。

それでも、わざわざ立ち寄りますのは、このコンビニだけです。

いつのまにか言葉を交わすようになった店員さんがいらっしゃるからかもしれません。

あいさつ程度のこともあれば、天気・天候のことを話したり、事件・事故だったり、選挙結果だったりすることもあります。

気さくに話しかけてくれますから、ついつい小生も気さくに語り返してしまいます。

うっとうしがる人…は、いても少数なのでしょうか。朝の駐車場が、満車のことも多いです。

ひるがえって最近では、見渡す限りそこらじゅうにあって、塾もコンビニ化著しいです。

小生はみなさんに、気楽に語りかけていただけているだろうかと、コンビニの店員さんから学ぶことが少なくないです。

自戒といたします。

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信貴山てくてく-夏講日記(その8)

一昨日の17日、信貴山にてくてくしてきました。

あいにくの雨模様かと思いきや、中途半端に晴れてしまいまして、たいへん蒸し暑い一日となりました。

近鉄大阪線恩智駅から、恩智神社方面にてくてく。楠木正成に従った山の民・恩智一族のテリトリーを目指します。

信貴山の山頂を目指すと言うよりは、かつて山頂にそびえた松永弾正の信貴山城を、ぐるりとまわりこむコースです。

虫柱の襲来が激しかったです。虫柱に紛れて、やぶ蚊も襲来しました。

闘いながらてくてくすること数時間、奈良の三郷に抜けてコース終了です。

Tシャツ5枚が俵のようになるほど、汗をかきました。

普段エアコンの効いた部屋で、じっと椅子に座って、難しいことをしゃべっていることが仕事なものですから、汗ダラダラの新陳代謝が心地よいものです。

軽く歩くには良いコースです。みなさんも、いかがですか。

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国際物理オリンピックで日本代表の5人が全員メダル獲得!

近畿地方は昼過ぎに、梅雨が明けた模様です。空はピーカンに晴れ渡り、海の日にふさわしいお天気になりました。

そんな晴れ晴れした気持ちでいましたら、なんと、国際物理オリンピックに日本代表として参加していた5人の高校生全員が、メダルを獲得したと言うニュースが目に飛び込んできました。素晴しい!オメデトウございます。

理系離れが叫ばれている昨今、技術大国日本の未来を憂う声も聞かれていますが、まだまだ日本の若者も捨てたもんじゃないと誇らしく思いました。

さて、先週より始まりました我が、石川数学塾大阪の夏期講習ですが、レギュラーのみなさんの参加は勿論のこと、ビジターのみなさんからもお申込・お問い合わせを多数頂いておりまして、誠にありがとうございます。

学校により夏休み突入時期はまちまちになっていますが、上本町教室では既に熱い夏の戦いが始まっています。

1学期に思うように成績を残せなかったみなさん、2学期に向けて起死回生の夏にしませんか?」

「受験を控えて気持ちばっかりあせってしまっているみなさん、いま一度自分の足元をしっかり固めて、更なる飛躍の礎にしませんか?」

「自分の目標に向かってこの夏に1ランクアップしたいと考えているみんさん、石川数学塾大阪の自由選択型個別指導やラインナップも豊富なパック授業はいかがですか?」

石川数学塾大阪の夏期講習は、個々人の習熟度やスケジュールに合わせて受講できるので、クラブや他の習い事で忙しい方やご家族の恒例イベントでスケジュール調整が難しい方でも、受講していただけます。

講習の費用や個別の相談は、些細なことでも丁寧にお応えしますで、各教室の教室長までお気軽にお問い合わせください。

上本町教室 中土井

ストリートファイト-夏講日記(その7)

毎日夕刻以降、合宿スタイルで授業しています。

白いワイシャツにスラックス、クールビズといっても、せいぜいノーネクタイ…が、夏の授業スタイル・フォーマル版です。

合宿スタイルは、言うならばスーパークールビズ、Tシャツにデニムか半ズボンですね。

暑い暑い明日香村のお盆に適応し、涼しいばかりか動きやすく、汗でぬれたら着替えやすい、そんなスタイルです。

冷房も抑えめ設定で、地球にやさしいですし、関節が痛くなるエアコン病を回避できます。

洗濯ものが多少増えますが、この季節、大量に干しておいても、すぐに乾きますね。

授業がストリートファイトになったみたいです。

何かといいことだらけですと、勉強もはかどります。

学園前教室は、入り口側の廊下窓越しに教室内を覗けますから、夕刻以降、一度ご覧になってみてください。

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夏講日記、書いてます!

こんにちは。学園前教室の杉浦です。

夏講日記、書いています。

第一週からいきなり、梅雨明け直前の空の重みに数倍する重々しい語り口かもしれません(笑)。

以下のリンクから、たどってみてください。

http://blog.livedoor.jp/ishikawasugakujuku/archives/cat_910297.html

夏講第一週の記事です。

なまもの-夏講日記(その1)
巻きもの-夏講日記(その2)
はなばな-夏講日記(その3)
フッタ-夏講日記(その4)
仁義-夏講日記(その5)
決起-夏講日記(その6)

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学園前教室長・杉浦

決起-夏講日記(その6)

何度でも立ち上がる男でした。不死鳥とも、不沈艦とも。

男自身は自分自身を「銅鐸」と呼んでいました。銅鐸は五穀豊穣のシンボルとして、春先に掘り出され、田畑の祀りに使われました。収穫が終わると、田畑を見下ろす山の斜面に、きれいに並べて埋められました。葬られたわけです。

銅鐸は「死と再生」のシンボルでした。男も「何度死んでも、何度でも生まれ変わって、志を貫徹したい」と願っていました。

男が尊崇する吉田松陰先生は、政治結社「松下村塾」を率いた革命家であったと、男に評されました。

時は幕末、ペリー艦隊、いわゆる黒船が襲来した際、「攘夷」と叫ぶことしかできない攘夷派を尻目に、なんと黒船に乗せてもらい、敵の懐に飛び込む戦術を採った者こそ、松陰先生でした。

鎖国の国禁を侵す、大胆な行動です。

ペリーはこれを許さず、松陰先生が自首、連行、投獄される途中に詠んだのが、あの有名な、そして今回のモティーフたる歌です。

かくすれば かくなるものと 知りながら やむにやまれぬ 大和魂

こうすりゃ、ああなると、わかっちゃいるが、どうにもならねぇ、大和魂…口語で歌うと、こんなものです(笑)。

もうそろそろ、やめときゃいいのに立ち上がる、男の人生そのものではないですか。何とも憎めないですね。

男の名前は「杉浦」と申します。この夏も学園前教室に、闘いの狼煙を上げました。

同志諸君!最後の、最後まで、戦い抜こうではありませんか!

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