2学期期末テストの振り返り。

みなさんこんにちわ。12月に入りめっきり寒くなり、日中の爽やかな日差しが何ともうれしい今日この頃ですね。

さて、期末試験はいかがでしたか?もちろんまだ終わってないよ、と言う方もいらっしゃるとは思いますが。冬休みを目前に控え、きょうは「振り返りのススメ」をしたいと思います。

2学期は1学期に比べ、基本的な内容から一気に応用、発展内容へと進んだのではないでしょうか?1学期はわかっていたのに、急に授業が早くなって知らない間に置いていかれちゃったって方も、たくさんいらっしゃるのでは。

テストの答案が帰ってきたら、くしゃくしゃ・クルクル・ポイっとしてしまわずに、次回のテストのためにもしっかり振り返りましょう。

えっ、どうしていいかわからないって?そんな時は石川数学塾大阪の経験豊富な各教室長に是非ご相談ください。

もうしばらくすると、冬期講習も始まりますので、あなたの弱点や今回のテストの課題など、親身になって相談にのってくれること、請け合いです。

では、ここで少しだけ振り返りのポイントをお伝えします。

まずは、返却された試験の中から、①自分の目標とした点数を上回ったものを良い方から、3教科ピックアップする(無ければ1教科でもよい)。②自分の目標とする点数を下回ったものを悪い方から、3教科ピックアップする。①と②に対して「意欲(取組姿勢)」「勉強した時間」「勉強した内容」について比べる。すると、不思議なことに良かった教科で共通点が。悪かった教科で共通点が見つかるものです。それがあなたの「強み」と「弱み」です。

さぁ良かった教科の強みの共通点を、悪かった教科に活かしてみましょう。次回劇的に点数が改善すること間違いなし!?ですよ。

では、冬期講習でお会いできる事を楽しみにしていますね。

上本町本部教室 中土井

冬期講習のご案内

川-冬講日記(6)

久しぶりに明日香村を歩いてきました。

飛鳥川をさかのぼり、女綱、栢森、「さらら」さんまで、てくてくと。

稲渕、男綱を少し登って、久しぶりに「飛び石」へ。水流渦巻くと、水没してしまう石橋です。

橋のほとりに、万葉歌碑があります。

明日香川 明日も渡らむ 石橋の 遠き心は 思ほえぬかも (巻十一 2701)     

飛び石をピョンピョン飛んで、向こう岸の想い人に会いに行く…恋の歌です。「会いたいな」と思っているだけですと、心理的な距離が、ほとんど無限大に大きいのでしょうが、飛び越えてしまえばほんの一瞬ですね。

『万葉集』はたいへん素直で、何かにつけてストレートで、わかりやすいです。

こんなふうに山の中では、飛鳥川が隔てるものといったら、せいぜい恋人との物理的な距離だけです。ほんの少しのディスタンスです。

川を下って嶋庄へ。蘇我馬子が「嶋大臣」となってから、天智・天武の離宮を経て、草壁皇子の居館まで。飛鳥川は祝戸で冬野川と合流して、約一世紀の長きにわたり、政治の季節を見続けました。

川を隔てた向こうには、橘寺、川原寺…。「彼岸」であります。

何事もなく茫洋と流れているだけの川に、あれこれ思いを致すのは、そこに群がってきた人々だからでしょうか。

川は悠久の時を見続けます。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

夢-冬講日記(5)

真夜中に見た夢は、さっさと忘れますが、明け方に見た夢は、けっこう覚えています。

最近よく見る夢です。

段築、葺石も鮮やかな、できたてホヤホヤの箸墓に、オウがたたずんでいます。オウは真紅のマントを羽織っています。

オウは前王・卑弥呼をたたえ、王位継承を宣言し、連合王国に栄えあれ!と叫びます。

人々は歓声をもって迎えます。

脇侍二人のオウが、交互に進みます。

向かって左のオウは、マントを直弧紋で染め上げ、特殊壺を掲げて進み出ます。

吉備を統めるオウであること、連合王国を支えることを、自ら人々に誓います。

人々はより多くの歓声に包まれます。

向かって右のオウは、マントを水銀朱に染め上げ、S字口縁壺を掲げて進み出ます。

尾張を統めるオウであること、吉備のオウと同じく連合王国を支えることを、自ら人々に誓います。

人々の拍手喝さいが鳴りやまない刹那、夢から覚めるのです。

おそらくは三世紀中ごろ、卑弥呼のあとを襲った「男弟」の即位式の模様なのでしょう。

卑弥呼は狗奴国と闘い戦死し、軍事的に勝利した狗奴国が、邪馬台国連合に参入した直後と思われます。

初期ヤマト王権の大王たちは、昼寝して見た夢に神の啓示をはかり取ったと言います。

小生が見る夢には、何かが隠されているのでしょうか。謎が深まります。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

雪-冬講日記(4)

北国は吹雪だったそうです。

奈良では雨でした。吹雪の「ふ」の字も、無かったですね。

雪といいますと、冬講期間中、何よりも第一に、雪は恐怖です。

大雪で交通機関が混乱、入試も混乱。…悪夢のシナリオです。入試にあらずとも、小生が出勤不能に。…悪夢パート2です。

夜半に雪の予報でしたら、雪が降り出す前に出勤してしまいます。出勤時間が午前3時なんて、なかなか素敵なことです(笑)。

入試の朝に大雪予報。…もはや神仏にすがるしかありません。ですから、前日の授業を早く切り上げて、「はい、今日の宿題は、これからすぐに試験場付近のネグラを探すこと。今晩、一泊しなさい。明日は大雪です。転がってでも、這ってでも、試験場にたどりつくのですよ。がんばりなさい!」と。

猛威でさえなければ、雪は憧憬です。古い記憶の片鱗です。

粉雪をかき分けて歩きたかったり、雪だるまとにらめっこしたかったり。なぜか雪には、ノスタルジーが似合います。

奈良に雪が降るときは、まず震え上がるほどに底冷えします。次にシンシンと、ひたすら静かに降り続きます。いつの間にか降りやみますと、なぜか奇妙に温かく感じます。雪で造ったカマクラも、中はとても暖かいですものね。

今年は降るのでしょか。降るのでしたら、どんなふうに降るのでしょうか。今から楽しみです。


石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

冬期講習開催日時について

奈良・高の原教室の飯尾です。

早々の冬期講習へのお申し込み、お問い合わせありがとうございます。
開催日時について、幾つかお知らせさせていただきます。
 
当教室の今回の講習は、休塾日の日曜日(12/25、1/8)、
年末年始(12/28、29、30、1/3)も特別に開講しております。

また、時間帯は、夜の部は通常授業に混ざって受けて頂く形になりますので、
比較的空いている、午前の部、午後の部の方を強くお勧めします。

空き状況、お問い合わせは当教室までどうぞ。

髭-冬講日記(3)

口髭を生やしております。鼻の下にモサモサさせております。

昔は熊髭でした。顔一面に生えておりました。

無精髭から始まったのです。意図的に生やしたのではありませんでした。気がついたらビッチリ生えていました。

ボリビアの山中でゲリラ活動するチェ・ゲバラみたいだ…と、悦に入っておりましたら、せいぜいカストロ(元キューバ国家評議会議長)程度と揶揄されました。トホホであります(笑)。

ちなみに、ゲバラはカストロの同志であり部下であったはずですが、「国境を超える革命」のゲバラはカッコイイけれど、何かと優柔不断なカストロはカッコ悪いと、皆一様に感じておりました。

そうこうしているうちに、ある日突然、学問の師匠からとどめを刺されました。ちょっと勉強をサボっておりましたら、「教育学徒が髭とは何事か!ええい、けがらわしい!剃ってこい!」と、なんと髭が叱られました(笑)。

そんなわけで髭面積が縮小され、熊→鼻の下となったわけです。

あいかわらず「わしってダンディ?」と誤解しておりましたところ、やれ「カイゼル」だの、「ヒトラー」だのと、散々に不評でした。ドイツ皇帝でも、第三帝国の独裁者でもないつもりでしたが、たしかに鏡を見てみますと、良くてチャップリンかな?…と。

しかしながら、ライターから引火して燃え細っていく以外、何の手入れもされなかった髭が(そもそも「引火」が「手入れ」かと(笑))、剃り揃えられるようになったのは大進歩でした。

こうして今に至っております。

髭にも歴史がございます。ささやかな歴史ではありますが…。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

猫-冬講日記(2)

「よう!元気かい?」

いつもどおり呼びかけますが、いつも通りにらみ返してきます。あいかわらず愛想がありません(笑)。

「今日も畑番かいな。誰か荒しに来るのかい?」

あんたにゃあ、関係ないだろにゃあ…と、つれない表情です。

「Hey!、ペルシャ!いつもにまして、毛並みが良いじゃん!」

なんだかペルシャ猫みたいな「ペルシャ嬢」、少しうれしそうです。

「Oh!、タイガー!そんなに怖い顔するなよ!」

シマシマ模様で尻尾が長い「タイガーくん」、今日も道路のド真ん中に座って、近づいてくる小生を威嚇しています。

何とも人なつっこい猫たちでして、小生が無視して通り過ぎようとしますと、尻尾を立ててすり寄ってくるのです。

出勤が午後イチで良い日、朝から那羅山の奥地を歩いています。なじみの猫が、どんどん増えていきます。

初見では、なんとなくぎこちなかった猫と小生も、毎朝語りかけているうちに、いつのまにかうちとけていきます。

猫の世界も人の世界も、変わらない日常が、そこにはあるのでしょう。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

恋-冬講日記(1)

恋-冬講日記(1)【2016/12/01(Thu)-01/】

恋ひ恋ひて 逢(あ)へる時だに 愛(うるは)しき 言尽(ことつく)してよ 長くと思はば

「恋」と書いてバッチリだったはずの書き取りが、いつのまにか「変」になっており…。

「そりゃあ、たしかに「変」にもなるわな。熱い「恋」なんやろね」…なんぞと、藪から棒に突っ込まれ、恥ずかしいやら、辛いやら。

「幽霊の 正体見たり 枯れ尾花…と、「変」になりそうな「恋」も、冷めてみたら、存外たいしたものでもないかも」…と、こんどは冷静にあしらわれ、恥ずかしさも倍増、辛さも三倍増。

思わず笑ってしまうような、書き取り誤記一問、そんな小さなきっかけからも、無限の宇宙が広がっていそうで…。

小生も例外たりえず、授業することが好きな「教え人」とは、いつの時代もこんなものです。

冒頭、恋の万葉歌人といわれる大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)からです。

恋しい恋しいと想い続けて、やっと逢えるようになった時にさえも、愛情に満ちた美しい言葉を尽くしてほしいのよ、この恋が長く続いてほしいと思っていらっしゃるのなら…。

万葉ファン某紳士曰く、思わず守ってあげたくなってしまいそうな坂上郎女、好印象です…と。

同じく万葉ファン、こちらは某淑女曰く、いかにも甘え上手、好きになれません…と。

甲論乙駁、さもありなん。さりながら、色恋にあらずとも、好きなことに語り尽くしたいと、極めて自然な立ち行きではありますまいか。

小生、授業することに恋した「教え人」であります。ですからこの冬も「言尽くし」たいと思っています。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

冬期講習の日程、ホームページにアップしています。

早いもので今年もあと1ヶ月ほどですね。

もうラストスパートにはいられているみなさんもいらっしゃるのはないですか?

ところで、石川数学塾大阪のホームページに冬期講習の日程がアップされているのはご存知ですか?。

学園前教室ではあす121()より、高の原・香里園駅前・上本町本部教室では1215()より、怒涛の冬期講習が始まります。是非、チェックしてみてください。

石川数学塾大阪の冬期講習は通常授業と同じく、生徒一人ひとりの習熟度やスケジュールに合わせて、カリキュラムの内容や受講の日時・回数が決められるので何かと忙しい君にもピッタリです。

空席情報や教科別のご質問などは、各教室まで。経験豊富な教室長が丁寧にあなたの疑問にお応えしますよ。

では、みなさんのご参加を心よりお待ちしています。

上本町本部教室 中土井

冬期講習のご案内

自習室開放中!

奈良・高の原教室の飯尾です。

ここ数日、寒い日が続いており、

冬がもうそこまでやって来ている事が感じられるようになりました。
学生の皆さんは、期末テスト期間直前や最中の方が

多いのではないでしょうか?
そこで、当高の原教室では、

勉強するヤル気のある方に

無料で自習室を開放しております。
「我こそは!」

という熱意をお持ちの方はぜひご参加下さい。