最後まで諦めない気持ちが大切です。
1/29(日)に大阪国際女子マラソンが開催されました。実は当日まで全く頭の中から飛んでいたのですが、午前中に上本町教室で所用を終わらせて帰ろうとしたところ、至るところに警備の警察官が立っておられて、交通整理(通行止めの迂回の指示)をしておられました。ようやくのことで家に着き、テレビで中継を見てみますと、重友梨佐選手が2時間24分22秒のタイムで5年ぶり2回目の優勝を果たし、世界陸上ロンドン大会の代表に名乗りを上げました。
一時は、最終2位でゴールされました堀江 美里選手に20秒以上のリードされていたにも関わらず、強靭な精神力と最後まで諦めない強い気持ちで優勝を勝ち取られました。聞くところによると、世界陸上が開催されるロンドンは重友選手にとりましては因縁の場所だそうで、オリンピックのリベンジを果たしたいという思いが、重友選手を苦しいレース中も最後まで支えていたのかなぁなんて勝手に感動していました。
さて目を移しますと、関西の受験シーズンは中学校受験が終息し、高校受験と大学受験を残している訳ですが、上本町教室の受験生諸君もこれまで努力してきたことを信じ、また最後まで諦めることなく自分の力を存分に発揮していただきたいものです。
合格おめでとうございます
中学校受験の垢を落としましょう。「始まり」のススメ。
中学入試の統一日が過ぎ、早10日余りが経ちました。
受験生のみなさんほんとうにお疲れ様でした。このブログを読んでいただいておりますみなさまが、歓喜の瞬間を迎えられたであらんことを切に願っております。
さて、受験から10日も経てばそろそろ「うずうず」し始めているのではありませんか?
これまで1年365日、雨の日も風の日も休むことなく机に向かい、栄冠を掴むために、弛まぬ努力を続けてきたみなさんです。1週間はまだよしとしても、もうそろそろ勉強がしたくてしょうがなくなっているのではありませんか?(笑)。
今日はみなさんに「始まり」のススメをしたいと思います。
中学生になると数学が始まりますよね。国語や理科や社会はそのままの呼び名なのに、算数だけが数学に変わります。
算数は中学校で数学を学ぶための予備学習でした。数学ではいよいよ学問的な内容に踏み込んで行きます。つまり数学は、算数のように数字や図形を扱うという点では似ていますが、全くもって違うものです。
小学校の時に算数は好きでは(出来)なかったが、中学校に入って数学を習うと好きに(出来るように)なった。なんてことは良く見聞きすることです。
何よりも数学は、理論(理屈)がシンプルで明確であると言えます。ですが「好きでは(出来)なかった」が、「好きに(出来るように)なる」にはただそれだけが理由ではありません。
新しい「始まり」に向けた気持ちや行動の「切り替え」がきちんとできたことが大きな要因であると思います。
中学受験の勉強では何よりも「効率」を重視して勉強してきました。逆に「効率」を無視しては中学受験は戦えなかったと言ってもいいくらいですね。
数学という新しい「始まり」に際し、中学受験で身につけた素晴しい経験や確固たる自信は残したまま、中学校受験の垢を落としませんか
「丁寧さ」とか「図をいちいち描く」とか「きちんと式展開をする」といったことに立ち返り、当たり前の事を当たり前にできる、することを始めませんか?
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合格、おめでとう!
こんにちは。学園前教室の杉浦です。
「合格、おめでとう!飛鳥ウォーキング」、今年も挙行いたします。
3月12日(日)、午前8時、近鉄飛鳥駅に集合です。
合格してうれしいかた、合格をサポートされたかた、来年・再来年合格予定のかた…、夏合宿の約束の地・飛鳥で再開しましょう。
ウォーキングテーマは、「教科書に載っていない飛鳥」。観光地・飛鳥の、「あ!」っと驚く路地裏に、みなさまをご案内いたします。
なお今回は、夏合宿の集合場所(近鉄橿原神宮駅東口)と違いますので、ご注意ください。
「まだ入試が残っとるぞい!」というみなさん、おつかれさまです。
最後の力を振り絞って、がんばってください。飛鳥ウォーキングにて、お待ち申し上げます。
大寒
2017年度「社会人コース」のご案内
1月の中旬に差し掛かり、この冬いちばんの寒波が日本列島に到来していますが、受験生のみなさんは体調に十分に気をつけて最後の追い込みに邁進してください。
さて、石川数学塾大阪では日々さまざまな目標を持って勉強に励んでいらっしゃる生徒さんがおられます。そんな生徒さんたちの中で本日は上本町教室より「社会人コース」のご案内です。
現在、大学再受験はもちろんのこと正看・准看、公務員、教員試験などの各種資格試験対策を実施しています。
曜日・時間帯などに限りもございますので、社会人の方で新たな目標に向かってチャレンジをお考えであれば是非一度ご相談ください。
大阪通信 Vol.103 配布開始しました -冬講日記・総集編です
御健闘お祈りします
終-冬講日記(36)
冬講最終日であります。
今年も拙文におつき合いいただきましたこと、感謝いたします。
はやいもので、民間教育業に関わりはじめて、四十年が経ちました。目標の半世紀まで、あと十年です。
多くの有益なご指導、ご鞭撻を、多方面からいただきましたこと、小生はたいへん幸せでございました。
生まれつき、極めて粗雑な頭脳しか持ち合わせておりませんものですから、皆様におかれましては、もうしばらく堪忍いただきまして、教えを賜りますと幸いです。
一方で、小生なりに一生懸命考えてきましたことも、多少の蓄積がございまして、大雑把に申しますと、教室内で教えられることと、教室外でしか教えられないこと、この二つが絶妙にブレンドされて初めて、成果を上げることができる、そんな結論に傾きつつあります。
多言を要すまいと存じますが、教育は一生モノですし、「学校」や「先生」からだけ教えられるものでもありません。
むしろあまりに狭隘に過ぎる「学校教育」なるものが袋小路に陥り、脱出路を求めてもがき苦しんでいるのが現状ではありますまいか。
ここはひとつ、善くあってほしいと切に願うところの「教育」のため、明治以来のサビを落とし、大胆に再構築し、時にその領域とするところを飛び越え、経済改革と為し、政治改革と為し、新たに「百年の大計」を策すべきと考えます。
具体的に歩み出す日が、それほど遠い未来とも思えません。
敢えて底冷えに凍え、大雪に不安する朝に、おそらく最後の闘いを誓いました。
「連帯を求めて 孤立を恐れず 力及ばずして 倒れることを辞さないが 力尽くさずして 挫けることを拒否する」(全学共闘会議)