不定期冬講日記(その36)

近頃うれしかったこと。

中学入試の受験生、受験予定校を同じくする者同士、在籍塾を名乗って健闘を約し、仁義を切りあうのだとか。

「石川数学塾大阪」と名乗って、一発で「ああ、あれね!」と言ってもらえることが、正直少ないそうです。

それでも果敢に宣言ついで、「小さな小さな塾だけど、日本一の塾だと思ってる」と、「はっきり言ってきたし…」。

ひとつの教場に教室14部屋、生徒1600人、講師80人…そんなマンモス塾を、小生切り盛りしていたことがありましたが、日本一の塾だと思ってくれた生徒は、一人もいなかったと思います。

幸せすぎて、うれしすぎて、真冬に心ポカポカと温まる刹那でした。

ありがとうございました。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

不定期冬講日記(その35)

一週間後の今日、中学入試の統一解禁日を迎えます。

毎年3月「合格おめでとう!飛鳥ウォーキング」にて、「今だから言える!入試直前、印象に残ったことば」を聞きますと、ここらあたりがランクインします。

1)常在戦場

入試は戦争です。己だけは死なない戦争?そんなものありません。死ぬのが怖けりゃ、さっさと逃げ出しなさい!

2)松陰先生

「身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂」。木戸孝允は、処刑された松陰先生の遺体にすがって泣き、「幕府、許すまじ。この恨み、晴らさでおくべきか」と、倒幕の念を新たにしたそうです。たとえ怨念になろうとも、私はあなたたちの合格を願い続けます。

3)切腹覚悟

惨敗の憂き目を見ましたら、小生潔く切腹し、明日から百姓をやります。晴れたら百姓と発掘、雨降りなら読書と執筆、夜は塾と喫茶店、…人生いたるところに青山あり。怖気づいて、縮こまっている暇があったら、さあ、開き直って学ぼうではありませんか。

あと一週間、今日もがんばります!

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

不定期冬講日記(その34)

得意教科と不得意教科、誰にでもありますね。

入試が近づくと、ことさらに気になってきます。

「不得意教科で、墓穴を掘るのではないか?」

「得意教科で思うように得点できなかったら、リードできずに混戦負けするのではないか?」

…などなど、ペシミスト(悲観論者)の悩みは尽きません。

そこでこの時期にお勧めの「気の持ちよう」です。

「得意教科でぶっちぎって勝ったんねん!」

「不得意教科?誰でもひとつくらいあるやろ!」

「合否は総合点。あたりまえに取れるところ、取って勝ち、上積みできれば、ボロ勝ち!」

「過去問すら解けてへん奴が八割。俺様、完璧。実質競争率、三倍。どう考えても、俺様の勝ち!」

むやみな悲観論は、失点を生むだけです。無益です。

楽天的に行きましょう!

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

不定期冬講日記(その33)

中学入試の統一解禁日まで、あと10日。何をすべきか?

何をしても、良い結果が出れば正しいです。悪い結果なら、まちがいです。究極の結果論です。

では、結果を見てから論評しましょう…は、評論家の言辞です。小生は評論家ではありません。

うまくいった皆さんが、あと10日でやったことを紹介しましょう。小生は入試戦線の最前線で詳細に見て参りました。

うまくいく受験生のほとんどが、生まれてから今日までの勉強内容を総直ししています。

新たな勉強内容に手出ししません。

やったことなら、出来てあたりまえ…のハズですね。生まれてから一度でもできなかった設問を、もう一度解いてみてください。

驚きましたか?はい、できるとは限らなくて、あたりまえなのです。

たまたまでしょうか?いえ、氷山の一角です。

恐怖してください。あわてて直してください。放っておけば、一ヶ所につき、400点満点のテストで10点落ちると思ってください。

小生の経験値として、このとおりです。

合格最低点+30点で通る予定だったあなた、穴ぼこ四ヶ所見つけたら、もうアウトです。

「人生、直します」と、正直にテキストの山を積み上げて、次から次へと直すあなた、あなたが10日後に、勝利者になる人ですよ。

今日もがんばりましょう!

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

不定期冬講日記(その32)

毎年この時期になりますと、苦い思い出がよみがえってきます。

8年前の統一入試、ちょうど3日前、午前8時55分、倒れました。

救急搬送、夕方まで安静、帰宅するも立ち上がれず、3週間動けず…。

越えられない冬でした。

ホフク前進でしたらできたのですが、立ち上がれませんでした。心拍と血圧が跳ね上がって、落ちなくなったからです。

降圧剤と安定剤が、どっさり処方されました。少しずつ快方に向かいました。

当時受験生だったみなさんは、ほとんどが大学生になっています。就職活動の相談も、ちらほら受けるころになってきました。

小生に会うと必ず、みなさん異口同音に、「先生、お体だけはいたわってくださいね」と言ってくれます。

小生、師道不覚悟、引退!と口を開けかけたとき、機先を制してたくさんのカムバックコールをいただきました。

あの時があって、今がある…皆さんに二度とご迷惑をかけないよう、健康に留意してがんばって参ります。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

不定期冬講日記(その31)

いよいよ明日、前受け受験という皆さん、前受け・本試区別なく、およそ次のように心得てください。

人事尽くして、天命を待つ!

およそ人間として努力できることは、すべからくやりきりましょう。これを怠って不本意な結果を招いたなら、それは完全にあなたの責任に帰するものです。

しかしながら、バリバリの唯物論者であった小生をして、およそ人智を超越したなにがしかのモノが、厳としてこの世に存すると信じさせたのも、また幾たびかの入試でした。

神様の悪戯?…そうですね。そう言ってよろしいでしょう。

が…、神仏の悪戯を恐れるあまり、人事を放棄することが最も愚かなことなのです。

論語に曰く、「我、怪力乱神を語らず」と。

皆さんに勝利の女神が、悪戯っぽく微笑むことを祈っております。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

不定期冬講日記(その30)

新年あけまして、おめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

私事にて、新年早々恐縮至極でございますが、昨年大みそか、小生の故郷に住まういとこが、神仏のもとに参りました。

かぞえにて享年五十と一歳をもって、今生の一期といたしました。

小生と同年生まれでございまして、残念至極でございます。

多くの思い出が行き過ぎ、本来しかとあるべきであったはずの未来に想いをなすとき、「だからこそ、今この一瞬を、貴重な一瞬を、思い残すことなく生きたい」との考えを新たに致しました。

小生まだまだ若輩者にて、至らぬ点も多いかと存じますが、本年もよろしく、ご指導ご鞭撻ください。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

新年明けましておめでとうございます。

上本町教室の中土井です。新年明けましておめでとうございます。

新しい年がスタートしました。

 

昨年の反省とともに今年こそはと、思いも新たに新しい年を迎えられたことだと思います。上本町教室では1/3()より2015年のスタートをきりました。

 

課題が思うように進んでいなかったり、休み明けテストの準備が遅れがちになってはいませんか?

少しのことで予定通りに行かないのが勉強。ましてや何かとイベントが多い年末・年始です。正月気分もそろそろ終わりにしなくてはいけませんよ。

幸いなことに上本町教室の冬期講習にはまだ若干の余裕があります。ここで一気に取り戻しましょう。

 

冬期講習の日程や空き情況は直接教室にお問い合わせください。

 

最後になりましたが、本年も昨年同様、何卒よろしくお願いいたします。

上本町教室 中土井