春講日記(その4)-久方の光のどけき-

雨が降っていますが、暖かい朝です。梅が満開です。桜は…まだですね。

塾業界にも、「梅派」と「桜派」がいます。世間一般と同じです。

業界内外で比率が微妙に違うかもしれません。小生卑見でございますが、塾屋には「梅派」が多いです。

何故だかわからないまま過ごしていました。十数年前、フッと気づきました。

桜の盛りが春期講習の真っ最中です。そもそもじっくり盛りを見られませんから、反「桜派」になり、勢い「梅派」に行きつくようです。

自省して知りました。

小生お気に入りの梅は、奈良・京都府県境の那羅山、通称どんぐり広場に屹立する白梅です。

今年も満開です(^_^)。

東風(こち)吹かば にほひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ 【道真】

桜が嫌いなわけではありませんから、お気に入りの桜(たち)もあります。

琵琶湖岸、浜大津の膳所城跡に、折り重なるように咲く桜(たち)です。

きっと琵琶湖の保温効果のおかげで、熱しにくく冷めにくいのでしょうね。春期講習が終わってから見に行きましても、まだ咲いていることが多いです。

願はくは 花の下にて 春死なん そのきさらぎの 望月のころ 【西行】

今年も花々と語らう季節になりました(^_^)。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

春講日記(その3)-久方の光のどけき-

「いつもどおり、今日も、がんばりました!」。

スケジュールノートを誇らしそうに見せて、勉強終了を宣言する生徒たち。毎日の光景です。

「よくがんばったね。おつかれさま!」

スケジュールノートにハンコを押して、「風邪ひくなよ」とか「宿題やってこいよ」とか、ひと声かけて送り出す小生。これも毎日の光景です。

「いつもどおり、今日も、がんばらなかったです」…とバレますと、叱咤激励、可愛がられてしまいます(笑)。

「いつもと違って、今日は、がんばりました」…ですと、おもいきり誉められます。

「いつもと違って、今日は、サボりました」…でしたら、「生き直せ!」と、軽くたしなめられます。

わかりやすいですね。ところが極めて寡少な例として、こんなこともあるのです。

「いつもどおり、今日も、がんばりました!」…、おいおい、皆も「いつもどおり、今日も、がんば」ってんねんで。皆と同じだけ「いつもどおり、今日も、がんば」っても、偏差値上がらへんよ。良いのかな?

あれれ、今日は誉めてもらえへんのかいな?なんでかな?

同じ報告してんのに、なんで先生の対応が違うんかいな?不思議だな?

受験生になりたての皆さん、だれもが困ることとお見受けしています。逆に言いますと、このやり取りのメカニズムに気づいたら、本当の受験生になったと言えましょう。

ところで拙文をお読みいただいております皆様方、おわかりでしたか?

「ボ~っと読んでました。読み直します!」。

了解です。数行前、「皆と同じだけ「いつもどおり、今日も、がんば」っても、偏差値上がらへんよ。」…と。ここに注意して、読み直してみてください。

読者諸賢に於かれましては、御高察いただけることと拝察仕ります。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

春講日記(その2)-久方の光のどけき-

飛鳥ウォーキングのご報告を。

毎年恒例、午前8時の近鉄飛鳥駅集合。西飛鳥に牽牛子塚(けんごしづか)古墳を訪ねます。被葬者は皇極・斉明女帝(重祚)と間人皇女(はしひとのひめみこ)、そう言われています。石室内を見ることができる八角墳ですね。

いったん飛鳥駅に戻って、中尾山(なかおやま)古墳へ。文武陵といわれていますね。こちらも八角墳です。

北に天武・持統陵、南に高松塚・キトラ古墳、天武系の奥津城ともいわれる「聖なるライン」です。

聖徳太子創建と伝わる定林寺(じょうりんじ)跡を経て朝風峠(あさかぜとうげ)を越え、稲渕(いなぶち)の棚田を見ながら飛鳥川にかかる男綱(おづな)へ。上流の栢森集落にかかる女綱(めづな)とともに、飛鳥を疫病から守ってくれるそうです。

「日本のピラミッド」とうたわれた都塚(みやこづか)古墳を経て、石舞台(いしぶたい)古墳を遠巻きに眺め、昼食を挿んで伝板葺宮(いたぶきのみや)跡へ。復元されてますのは、斉明女帝の後飛鳥岡本宮(のちのあすかおかもとのみや)内郭です。天武帝が造った「エビノコ郭」跡も、見学しました。

これまた毎年恒例、最後は向原寺(こうげんじ)、蘇我原住職のお話を聞き、境内に発掘当時そのまま保存されている豊浦宮(とゆらのみや)跡を見学させていただき、橿原神宮駅にて解散となりました。

飛鳥を楽しく歩くと、まもなく春が来ます。春がそこまで来ているかと思うと、うれしくてうれしくて、どれだけ齢(よわい)を重ねても、この高揚感を鎮めることができません。

そうこうしているうちに、春期講習も始まりました。そろそろ「勉強」を語り始めましょうか。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

本日より春期講習が始まりました。

年明けから怒涛のごとく続いてきました、中学校、高校、大学の受験ですが、一部の結果発表を残し、ほぼ終息しました。

 

いよいよ新しい季節の始まりですね。

 

石川数学塾大阪でも、本日より春期講習がスタートしました。

来春の栄冠を目指して、共に頑張っていきませんか?

 

石川数学塾大阪の春期講習は通常授業と同じく、生徒一人ひとりの習熟度やスケジュールに合わせて、カリキュラムの内容や受講の日時・回数が決められます。

 

いまはまだ席に余裕がありますが、すぐに埋まってしまうかもしれません。

昔から「善は急げ」っています。最近では「いつやるの?今でしょう!」()。思い立ったら即行動。

 

みなさんのご参加をお待ちしています。

 

上本町教室 中土井

春期講習のご案内はこちら

春講日記(その1)-久方の光のどけき-

季節講習に入りますと、日記を書き紡ぎたくなります。「毎朝ウォーキング」が午前中授業になって、その代わりに書いているようなものかもしれません。

冬講日記と比べますと、「不定期」の枕詞がなくなりました。「不定期」と打ちつつ、結局毎日書いていましたから、取っても大丈夫でしょう。小生生来、楽天的です。

「不定期冬講日記」は、なんとブックレットになりました。『世界でいちばん熱い冬』。学園前教室にて、好評配布中です。

今回もブックレットにしてみよう、シリーズ化できるとうれしい、10冊くらい書き継いで、保存用専用ファイルを作ってみてはどうだろうか…と、妄想がとどまるところを知りません。小生生来、野心家であります(笑)。

「合格おめでとう!飛鳥ウォーキング」、昨日(3・15)無事終了いたしました。総勢十名、早春の飛鳥路を、楽しく歩いてまいりました。

ほとんど真っ暗な岩屋山古墳、石室内にてマナー忘れの小生携帯が鳴りまして、大変失礼いたしました。着信音が大昔から「必殺仕事人」でして、首筋を暗闇からカンザシで狙われるような恐怖を感じられた方が多かったかと存じます(笑)。重々、失礼いたしました。

詳しいご報告は明日にでも。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

新聞広告速報!

こんにちは。石川数学塾大阪・ネット広報担当の杉浦です。

3月14日(土)、朝日新聞入試特集面に全5段の特大広告を出させていただきました。

お問い合わせ、ご意見など、さっそくいただいております。ありがとうございます。

石川数学塾大阪の各教室では、来週から春期講習を開催します。

アクセス、お待ちいたしております。

石川数学塾大阪
ネット広報担当

杉浦 功

大阪通信 Vol.54 配布開始しました -飛鳥ウォーキングしませんか?

大阪通信 Vol.54 配布開始しました。今年も「合格おめでとう!飛鳥ウォーキング」の季節ですね。

既に合格した人、これから合格を目指す人、合格をサポートする人、みんなで歩きましょう。

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受験生諸君!

入試、おつかれさまでした。夏合宿の故郷・飛鳥にて再会しましょう。此度(こたび)ウォーキングのテーマは、「教科書に載ってない飛鳥」。亀石、猿石や、飛鳥京跡、飛鳥寺、高松塚古墳に石舞台古墳、とっくにご承知のスポットは、さておいて、一本裏道を歩いてみませんか。名づけて飛鳥の路地裏探検。そこには古代飛鳥人(あすかびと)の、喜び、悲しみ、狂喜、慟哭、ありとあらゆる感情が詰まっています。表面サラリと辿っただけでは決してわからないディープな飛鳥、飛鳥を知り尽くした小生が、しっかりご案内いたしましょう。

もうすぐ受験生諸君!

飛鳥の雄大な大自然が、常にあなたを見守ってくれます。夏合宿に行けば、叱咤激励してくれます。ウォーキングに行けば、優しく鍛えあげてくれます。「少し早いかな?」と思っても、できるだけ早く、飛鳥と仲良しになっておきましょう。飛鳥はあなたを、ずっと見守ってくれますよ!

体調不良な皆さん!

歩けばきっと治ります!つべこべ言わんと、歩きましょう!
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前号に続いて、「お伝えごと」を再掲します。大阪通信には、載せておりません。

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・3月3日(火)、奈良県下、大阪府下一斉にチラシをまきました。HPトップページ右上の付箋に、最終確定校をアップしました。

・3月14日(土)、朝日新聞入試特集面に全5段の特大広告を出します。お楽しみに!

・3月15日(日)、飛鳥ウォーキング、午前8時に近鉄飛鳥駅結集です。

・石川数学塾大阪のロゴ入り三色ボールペンを配布しました。皆さん、ちらっと見て「ニッコリ(^_^)」と。

・大阪ブックレット創刊しました。創刊号1『不思議な石の都・飛鳥ウォーキングガイド』、創刊号2『実録入試最前線・世界でいちばん熱い冬』。学園前教室にて配布しております。

・春講に向けて個人懇談、いつも通り受けつけております。℡090-8557-2680まで、ご予約下さい。
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大阪通信 Vol.54、石川数学塾大阪・学園前教室にて好評配布中です。ご自由にお持ちください。

なお、中入倉庫に大阪通信のバックナンバーが揃っています。今週の大阪通信 Vol.54 も、倉庫からダウンロードできるようになっています。

みなさん、ぜひ一度、ご覧になってみてください。

石川数学塾大阪
学園前教室長・杉浦

お問い合わせありがとうございます!

今週3/3(火)に新聞折込チラシを撒かせていただきました。

早々にお問い合わせを頂戴し、誠にありがとうございます。

授業内容の質問、講習のご相談、体験授業のお申し込み等々、
各種問い合わせは、お電話でも、メールでも承っております。

各教室までお気軽にお問い合わせ下さい。

高の原教室

学園前教室

上本町教室

枚方教室

お問い合わせありがとうございます!

今週3/3(火)に新聞折込チラシを撒かせていただきました。

早々にお問い合わせを頂戴し、誠にありがとうございます。

授業内容の質問、講習のご相談、体験授業のお申し込み等々、
各種問い合わせは、お電話でも、メールでも承っております。

各教室までお気軽にお問い合わせ下さい。

高の原教室

学園前教室

上本町教室

枚方教室

大阪通信 Vol.53 配布開始しました -春の歌を詠ってみました

大阪通信 Vol.53 配布開始しました。

なんだかいつもお忙しい杉浦先生、詠っている場合なのでしょうか?偵察してみましょう。

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歌ついで、時はまさに今。西行法師、『山歌集』から。

ねかはくは 花のしたにて 春しなん そのきさらきの もちつきのころ

旧暦二月の満開の夜桜のもと、満月をバックに大往生を遂げたいと。よし!断固異議無し!小生も、そうしたいです。

武人にして院政期の貴人、早くに世の無常を悟り出家、放浪…と、西行を語るに事欠かないのだそうですね。藤原定家が小倉百人一首の86番に採ったのは、こちらです。

嘆けとて 月やは物を 思はする かこち顔なる わが涙かな

おいらが泣いてんのはな、月のせいじゃないぜ、失恋しちまったぜい!と、正直にストレートに詠めばよろしいものを、何かと技巧に走る…ような歌を好んで撰ぶ定家を糾弾すべきでしょうか(笑)。

小生、生来へそ曲がりかもしれません。定家とソリがあいません。

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珍しいです。和歌を論じております。春の珍事…かもしれません。

今号には「お伝えごと」もたくさん載っているようです。記しておきます。

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・3月3日(火)、奈良県下、大阪府下一斉にチラシをまきます。今回は最終確定校を特別添付いたします。

・3月14日(土)、朝日新聞奈良版に全5段の特大広告を出します。お楽しみに!

・3月15日(日)、飛鳥ウォーキング、午前8時に近鉄飛鳥駅結集です。

・石川数学塾大阪のロゴ入り三色ボールペンを作りました。お使いください。

・大阪ブックレット創刊します。創刊号1『不思議な石の都・飛鳥ウォーキングガイド』、創刊号2『実録入試最前線・世界でいちばん熱い冬』。3月4日(水)、学園前教室にて配布開始します。

・春講に向けて個人懇談、いつも通り受けつけております。℡090-8557-2680まで、ご予約下さい。
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大阪通信 Vol.53、石川数学塾大阪・学園前教室にて好評配布中です。ご自由にお持ちください。

なお、中入倉庫に大阪通信のバックナンバーが揃っています。今週の大阪通信 Vol.53 も、倉庫からダウンロードできるようになっています。

みなさん、ぜひ一度、ご覧になってみてください。

石川数学塾大阪
学園前教室長・杉浦