できなかった問題を直します。あたりまえのことですね。
「面倒だから、放ってある」という生徒がいます。論外ですね。
直すことの大切さを諭します。多くの生徒が素直に聞き入れます。
シブシブでも直し始めると、いつの間にか習慣になって、自然とできるようになっていきます。慣れることも大事なことですね。
小生、勉強を教える人になって、30年以上たちました。過ぎ去りし日々を振り返るに、勉強ができるようになった生徒の多くが、強烈に「直す」人々だったことを思い出します。
大きなテストの前日になると、理科、社会のテキストを積み上げて、片っ端から直していた生徒。早朝から深夜まで、ず~と直しておりました。
どんなテストが終わったあとにも、必ず「直らん」出題を持ってくる生徒。目の下に大きな隈をつくっていましたから、奮闘努力した結果だったのでしょう。
小生の採点を待ちきれずに、奪うようにして持ち帰り、わき目も振らず直し始める生徒。正解は実力で克ち取るもの…と、何度も宣言しておりました。
偉大な先輩たちに続き行く者たちが、今日もがんばっています。
いきなり解けて喜ぶだけの人ではなく、気の遠くなるような修行の彼方に、一筋の光明を見出す人になってほしいです。