里山-夏講日記(その18)

朝早くから夜遅くまで、ず~っと夏講していますと、なんだか心がササクレ立ってきまして、無性に都会を脱したくなります。

そんなとき、平城宮跡の北側、遥か平城山大通りまで広がる里山を、てくてくしてしまいます。

佐紀盾列古墳群の西群が、瓢箪山や塩塚、猫塚に東端を画し、片や東群がヒシアゲ(磐之媛陵)に西端を画する狭い狭い空間に、その里山が広がっています。

一面にだだっ広い田んぼが広がり、たまに通りがかる人や、農事に忙しい皆さんに会い、野外研修センターに学ぶ子供たちの、元気な声を聞いていますと、心癒されます。

元橿原考古学研究所の河上邦彦先生によれば、平城宮の後宮苑池であった松林苑が、このあたりまで広がっていたのではなかろうかと。

もしかすると、大小幾多の古墳が、苑池に再利用されたかもしれないと。

なるほど、ホッとするのも故あることと。

小生里山にうろうろしていますと、子供たちにスマホのカメラを向けられることが多くなってきました。

新種のモンスター扱いなのかもしれません(笑)。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

里山-夏講日記(その18)

朝早くから夜遅くまで、ず~っと夏講していますと、なんだか心がササクレ立ってきまして、無性に都会を脱したくなります。

そんなとき、平城宮跡の北側、遥か平城山大通りまで広がる里山を、てくてくしてしまいます。

佐紀盾列古墳群の西群が、瓢箪山や塩塚、猫塚に東端を画し、片や東群がヒシアゲ(磐之媛陵)に西端を画する狭い狭い空間に、その里山が広がっています。

一面にだだっ広い田んぼが広がり、たまに通りがかる人や、農事に忙しい皆さんに会い、野外研修センターに学ぶ子供たちの、元気な声を聞いていますと、心癒されます。

元橿原考古学研究所の河上邦彦先生によれば、平城宮の後宮苑池であった松林苑が、このあたりまで広がっていたのではなかろうかと。

もしかすると、大小幾多の古墳が、苑池に再利用されたかもしれないと。

なるほど、ホッとするのも故あることと。

小生里山にうろうろしていますと、子供たちにスマホのカメラを向けられることが多くなってきました。

新種のモンスター扱いなのかもしれません(笑)。

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自衛-夏講日記(その17)

某施設にて惨劇が起きました。

ひとりよがりで、身勝手で、狂信的な薬物ジャンキーが、入所者を惨殺したのです。

このような事件を知るにつけ、もはや「話せばわかる」レベルではない反社会性の存在を否定できませんし、自衛することは、もはや権利ではなく、課せられた義務なのだとの思いを新たにします。

施設か教室かの違いこそあれ、意図的にセキュリティを維持せねばならないと。

小生は、各教室に必ず「さすまた」を準備し、この扱い方講習を定期的に受講する旨、教室長諸兄に提案することとしました。

安全神話崩壊を嘆いている暇があったら、自ら克ち取らねばならない、やっかいな時代になったものです。

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わらをもつかむ-夏講日記(その16)

我々は「最後の砦」と評されます。

「いろんな塾をめぐりめぐって、結局モノになりませんでした」

「時間かけてやっているんですが、結果が出ません」

「気合が空回りしています」

「何から手をつけていいのかわかりません」

幾千回、幾万回、お聞きしたフレーズでしょうか。

皆さん、ほとんど例外なく、試験結果を持参されます。採点済み答案であったり、成績表であったり。

「これほどヒドイのです。苦しいのです。なんとかしてください」…と。

小生は一瞥もそこそこに、勉強なさるべきご本人に問いかけます。

「なぜ、できるようになりたいのですか?」

「将来何をしたいのですか?」

「問題集を何回繰り返してやっていますか?」

「言われなきゃできない勉強に、なっていませんか?」

ひとつひとつ解きほぐしていきますと、何が問題なのか、見えてきます。

五里霧中に悩める皆さん。どうしていいかわからなくなったときこそ、面倒でも少し立ち止まって、何を解決すべきなのか考えてみましょう。

きっと良いことがありますよ。

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わらをもつかむ-夏講日記(その16)

我々は「最後の砦」と評されます。

「いろんな塾をめぐりめぐって、結局モノになりませんでした」

「時間かけてやっているんですが、結果が出ません」

「気合が空回りしています」

「何から手をつけていいのかわかりません」

幾千回、幾万回、お聞きしたフレーズでしょうか。

皆さん、ほとんど例外なく、試験結果を持参されます。採点済み答案であったり、成績表であったり。

「これほどヒドイのです。苦しいのです。なんとかしてください」…と。

小生は一瞥もそこそこに、勉強なさるべきご本人に問いかけます。

「なぜ、できるようになりたいのですか?」

「将来何をしたいのですか?」

「問題集を何回繰り返してやっていますか?」

「言われなきゃできない勉強に、なっていませんか?」

ひとつひとつ解きほぐしていきますと、何が問題なのか、見えてきます。

五里霧中に悩める皆さん。どうしていいかわからなくなったときこそ、面倒でも少し立ち止まって、何を解決すべきなのか考えてみましょう。

きっと良いことがありますよ。

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不正-夏講日記(その15)

組織的不正を働いた集団が存在したと、全世界レベルのスポーツ祭典を実行する委員会が認めたそうです。

国家レベルでは完全にクロ、すなわちアウトだそうです。

個人レベルで不正に無縁だったアスリートを、いかに救済するか?…が、焦眉の問題なのだと。

スポンサーのご機嫌取りやら、居直って怒り出した某「国家」の大統領を、いかにしてなだめるか?…など、悩みは尽きないらしいです。

一連の流れに、違和感バリバリです。

小生たち塾屋が、普段から向き合う「入試」なるものでは、疑わしきは例外なく罰せられます。

受験生を選抜する側が、一期一会にもかかわらず選り分けねばならない状況に鑑みて、当然でしょう。

証拠がどうのとか、申し開きが云々とか言う前に、論断すること一瞬です。

分かりやすくて良いですが、救済は一切ありません。

小生たちから見ると、組織的不正なるものに関するあれこれは、極めて玉虫色に見えざるをえないのです。

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不正-夏講日記(その15)

組織的不正を働いた集団が存在したと、全世界レベルのスポーツ祭典を実行する委員会が認めたそうです。

国家レベルでは完全にクロ、すなわちアウトだそうです。

個人レベルで不正に無縁だったアスリートを、いかに救済するか?…が、焦眉の問題なのだと。

スポンサーのご機嫌取りやら、居直って怒り出した某「国家」の大統領を、いかにしてなだめるか?…など、悩みは尽きないらしいです。

一連の流れに、違和感バリバリです。

小生たち塾屋が、普段から向き合う「入試」なるものでは、疑わしきは例外なく罰せられます。

受験生を選抜する側が、一期一会にもかかわらず選り分けねばならない状況に鑑みて、当然でしょう。

証拠がどうのとか、申し開きが云々とか言う前に、論断すること一瞬です。

分かりやすくて良いですが、救済は一切ありません。

小生たちから見ると、組織的不正なるものに関するあれこれは、極めて玉虫色に見えざるをえないのです。

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奥飛鳥てくてく-夏講日記(その14)

去る24日、奥飛鳥てくてくしてきました。

桜井総合駅から、コミュニティバスで多武峰へ。鎌足を祀る談山神社が鎮座します。

ヤマトの国中から見まわして、ひときわ高い東の山、ここから明日香村に、一気に降ります。

まずは奥飛鳥最奥・冬野(ふゆの)集落へ。上りです。

遥か西の山、金剛山が同じ背丈に見えます。

冬野の頂上、小さな祠から、畑の集落へ。上畑、下畑と過ぎ、飛鳥川の源流を過ぎ、龍宮の女神がいるという女渕を過ぎ、やっと通い慣れた柏森です。

最奥の果てには、どっこいまだまだ、立派な集落と元気な人々がいました。

嬉しかったです。

さてさて、最後の秘境、いよいよ龍宮の本拠地、竜在峠(りゅうざいとうげ)が残りました。

この夏、一気に攻めかかります!

柏森「さらら」の坂本さんが、きっと笑顔で迎えてくれるでしょう。

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奥飛鳥てくてく-夏講日記(その14)

去る24日、奥飛鳥てくてくしてきました。

桜井総合駅から、コミュニティバスで多武峰へ。鎌足を祀る談山神社が鎮座します。

ヤマトの国中から見まわして、ひときわ高い東の山、ここから明日香村に、一気に降ります。

まずは奥飛鳥最奥・冬野(ふゆの)集落へ。上りです。

遥か西の山、金剛山が同じ背丈に見えます。

冬野の頂上、小さな祠から、畑の集落へ。上畑、下畑と過ぎ、飛鳥川の源流を過ぎ、龍宮の女神がいるという女渕を過ぎ、やっと通い慣れた柏森です。

最奥の果てには、どっこいまだまだ、立派な集落と元気な人々がいました。

嬉しかったです。

さてさて、最後の秘境、いよいよ龍宮の本拠地、竜在峠(りゅうざいとうげ)が残りました。

この夏、一気に攻めかかります!

柏森「さらら」の坂本さんが、きっと笑顔で迎えてくれるでしょう。

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不満層-夏講日記(その13)

超大国の野党大統領候補が、「不満層」なるものを、うまく捕まえたそうです。泡沫候補のハズだったのが、一気に野党から候補指名をゲットするまでに、支持されることになったとか。

野党大統領候補は、超大国の建前なるものを、あまり語りません。本音が目立ちます。

たとえば世界中に軍隊を展開して、世界の警察を名乗ることが、超大国の矜持なら、お金もかかるし、死人も出るし、できるだけ同盟国にやらせて、自国は温存したいと、これが偽らざる本音でしょう。

超大国の人々は、身の丈以上に偉そうにふるまうことに、疲れ切っているのかもしれません。

しかしながら、本音なるものに、未来への展望があるんだろうかと、要らぬ心配をしてしまいます。

おいら貧乏やけどな、平和は大事やろ、せやから銭出せ!人出せ!武器出せ!…とばかり大声で叫んでいるモノが、はたしてどれだけ信用されるのでしょうか。

すぐには儲からなくても、のちの時代に期待したり、全然儲からなくても、意地とプライドのために出資することが、まるっきり馬鹿げたことだとは、小生には思えないのです。

とりあえず、大きなことを言ってみる、言ったからにはやってみる、やってみたら支持された、初期投資も回復できた…こんなサイクルが、まだまだあってよいと、古き良き、我慢強いタヌキおやじは、強く言いたいです(^_^)。

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