【ご報告】春の歩こう会

4月26日(日)、総勢11人で、山辺道を楽しく歩いてきました。

弁当休憩をはさんで約7時間、16kmの道のりでした。

(JR三輪駅)→弁天塚古墳→茅原大墓→慶運寺裏古墳→ホケノ山古墳→巻野内石塚古墳→珠城山古墳群→(渋谷向山古墳)→(行燈山古墳)→櫛山古墳→(昼食)→(柿本人麻呂歌碑)→西殿塚古墳→東殿塚古墳→西山塚古墳→波多子塚古墳→東乗鞍古墳→(峠の茶屋)→(石上神宮)→天理西山古墳→(天理総合駅)。

(  )の中に入っていない古墳名は、多かれ少なかれ、普通と違ったところがある古墳の名前です。

「何度も山辺道を歩いていますが、古墳という名の土饅頭を見ても、なんだかわからなくて、面白くなかったのですが、こうして楽しく解説していただきながら歩きますと、やはり…楽しいです。ありがとうございました。」

「茅原大墓の周濠を横切って、帆立貝の前方部先端に行く途中で、泥沼にはまりました。次回から気をつけます。」

「日ごろの運動不足を実感いたしました。」

「良い気分転換になりました。」

「入試は…一に体力、二に気力、三、四は無くて、五に知力。一週間に一度は、この程度歩きましょう!」

…など、楽しい発言が相次ぎました。ありがとうございました。

次回は、秋の歩こう会。平城宮跡北の、佐紀盾列古墳群を予定しています。こちらもお楽しみに。

石川数学塾大阪
学園前教室長・杉浦

【ご報告】春の歩こう会

4月26日(日)、総勢11人で、山辺道を楽しく歩いてきました。

弁当休憩をはさんで約7時間、16kmの道のりでした。

(JR三輪駅)→弁天塚古墳→茅原大墓→慶運寺裏古墳→ホケノ山古墳→巻野内石塚古墳→珠城山古墳群→(渋谷向山古墳)→(行燈山古墳)→櫛山古墳→(昼食)→(柿本人麻呂歌碑)→西殿塚古墳→東殿塚古墳→西山塚古墳→波多子塚古墳→東乗鞍古墳→(峠の茶屋)→(石上神宮)→天理西山古墳→(天理総合駅)。

(  )の中に入っていない古墳名は、多かれ少なかれ、普通と違ったところがある古墳の名前です。

「何度も山辺道を歩いていますが、古墳という名の土饅頭を見ても、なんだかわからなくて、面白くなかったのですが、こうして楽しく解説していただきながら歩きますと、やはり…楽しいです。ありがとうございました。」

「茅原大墓の周濠を横切って、帆立貝の前方部先端に行く途中で、泥沼にはまりました。次回から気をつけます。」

「日ごろの運動不足を実感いたしました。」

「良い気分転換になりました。」

「入試は…一に体力、二に気力、三、四は無くて、五に知力。一週間に一度は、この程度歩きましょう!」

…など、楽しい発言が相次ぎました。ありがとうございました。

次回は、秋の歩こう会。平城宮跡北の、佐紀盾列古墳群を予定しています。こちらもお楽しみに。

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学園前教室長・杉浦

大阪通信 Vol.56『春講日記 久方の光のどけき』できあがりました!

大阪通信 Vol.56 では、ブログの連載記事が一冊にまとまっています。

題して『春講日記 久方の光のどけき』。ご好評いただきました「春講日記」ですね。

いつもどおり、表紙のアジテーションが、書きおろしです。

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春過(はるす)ぎて 夏来(なつき)たるらし 白(しろ)たへの 衣干(ころもほ)したり 天香具山(あまのかぐやま)

持統女帝、御製にございます。「百人一首の二番目」として、記憶されているかもしれません。

春講日記をまとめたところで、はや「夏来たるらし」とは、なんと気の早いこっちゃねんと、叱られることまちがいないでしょうが、そんなにセッカチせずとも、ほんの少し小生の話におつきあいください。

明日香村大字飛鳥の田んぼのド真ん中から、大和三山が見えます。葛城、金剛も、生駒山も、多武峰も迫ってくる中で、香具山だけ、のっぺりと横たわっています。畝傍と耳成が、大地にニョキッと生えているようなのに、香具山は尾根筋の先っちょに転がっているようです。

大和三山がほぼ、正三角形の頂点に位置するのは、有名な話ですね。口さがない者どもは、畝傍、耳成を選んだあと、最後にデッチアゲられたのが香具山だと。こんなことを言っている皆さんは、古来香具山こそが霊験あらたか、霊威最強、三山のNo.1であったと聞いて、例外なく驚かれます。

伊予国風土記逸文に、天より下った山と書かれ、記紀には神器埴土(はにつち)を供する山と言われ、頂上には国常立(くにのとこたち)を祀る、…由緒ありすぎて、震えが止まりません(笑)。

女帝が幻視なさった香具山は、天の羽衣(はごろも)を身にまとい、かつて御門(みかど)とされた「天」と、現にお住まいされる「地」を、自由自在に行き来し、思う存分に磐余の春を楽しまれたのではないでしょうか。

とりあえず使い終わった羽衣を、「白たへ」となるまでしっかり洗い、来年の春を期して「干」す。そんな日常のあれこれから、透けて見える幻は、縦横無尽に飛びまわった古き良き香具山であり、そうありたいという女帝自身の願いだったのでしょう。

春講日記は女帝の願いを透かし、懐かしき古き香具山となって書かれました。ポカポカ陽気の縁側で、寝転がってお読みください。香具山が、あなたをお迎えに参ります。
—————————————-

大阪通信 Vol.56、石川数学塾大阪・学園前教室にて好評配布中です。ご自由にお持ちください。

なお、中入倉庫に大阪通信のバックナンバーが揃っています。今週の大阪通信 Vol.56 も、倉庫からダウンロードできるようになっています。

ぜひ一度、ご覧になってみてください。

石川数学塾大阪
学園前教室長・杉浦

春のお試し無料体験授業実施中!

4月も半ばとなり、暖かくなったと思えば、
朝晩はまだまだ肌寒く感じられる日もあり、
体調管理がなかなか難しいですね。

学生の皆さんは新学年、新学級が始まって1週間余りが経ち、
この新生活にも幾分慣れて来られた事と思います。

勉学の話になりますが、来月から始まる新学期の初めての
試験を幸先良く乗り切れば、この一年が楽に過ごせます。

数学に苦手意識のある方、または得意でまだまだ伸ばしてみたいと
お思いの方、ぜひ当塾の個別指導を体験してみませんか?

この春、当塾では春のお試し無料体験授業を実施しています。

ご希望の教室まで気軽にお問い合わせください。

お待ちしています。

高の原教室

学園前教室

上本町教室

枚方教室

大阪通信 Vol.55 配布開始しました -山辺道を歩きませんか?

大阪通信 Vol.55 配布開始しました。春のウォーキングといえば、山辺道ですね。

昨年は「山辺道パターン1」、邪馬台国コースでした。今年は「山辺道パターン2」、変な古墳めぐりです(^_^)。

古墳と言えば「大山古墳のような、見事な前方後円墳」と信じていらっしゃるあなた、あなたにこそ、山辺道そこかしこに散在する「不思議に変な古墳」を紹介したいです。

見事な前方後円墳が「ほとんど驚異的に低確率でしか出会えない希少遺跡」であることに気づき、驚愕・嘆息されること請け合いです。

春の山辺道、知的刺激に溢れ、体力気力充満し、きれいな空気を満喫し…ご案内は、急いで学園前教室へ。中入倉庫にも同時公開しております。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

★春講日記★ -連載終了-

こんにちは。石川数学塾大阪・学園前教室の杉浦です。

春講が終わりましたので、春講日記の連載を終了いたしました。日曜を除き、一ヶ月毎日書きました。

何故このように、わざわざお伝えしているのかと申しますと、HPトップの小窓(カテゴリー・お知らせの題名のみピックしています)に表示されるようにするためです。

春講日記のアーカイブはは、カテゴリー・学園前教室をご覧になってみてください。

大阪通信、来週復刊します。お楽しみになさってください!

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

春講日記(その24)-久方の光のどけき-

春期講習、オーラスです。今年も長いようで、あっという間の四週間でした。

腹が減ろうが、眠かろうが、ぐっと前を睨んで克己勉励、すばらしい生徒たちでした。

生徒たちに導かれて、おめめパッチリ、気の引き締まる思いでした。

久々に長時間講習をご一緒した生徒がいました。昔と変わらぬ前向きな日々を取り返してくれました。

いつもながら、共に苦しんだ生徒がいました。小生の方が3倍以上年上です。先に弱音を吐いたら、切腹の覚悟でした。

こんなに長い授業を、経験したことがなかった生徒がいました。やればできると、わかってくれました。

どなたも、ほんの少し前に歩み出せたと思います。小さな一歩でも、百回がんばれば百歩、千回がんばれば千歩です。

良かったですね。貴重な経験ができましたね。

朗報を記しておきましょう。多くの生徒が新しい仲間として結集してくれた今日この頃、実力派スタッフが仲間に加わることを宣言してくれました。慶賀の至りです。

我々石川数学塾大阪のスタッフ仲間は、理想を高く掲げ、相敬い、相助け、相競い合うすばらしい集団と自負しております。新しい仲間には、即戦力として、思う存分暴れていただきましょう。

弊塾HPの5月改変をお見逃しなく!いよいよ仲間が、神秘のヴェールをぬぎます。乞うご期待!

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

春講日記(その24)-久方の光のどけき-

春期講習、オーラスです。今年も長いようで、あっという間の四週間でした。

腹が減ろうが、眠かろうが、ぐっと前を睨んで克己勉励、すばらしい生徒たちでした。

生徒たちに導かれて、おめめパッチリ、気の引き締まる思いでした。

久々に長時間講習をご一緒した生徒がいました。昔と変わらぬ前向きな日々を取り返してくれました。

いつもながら、共に苦しんだ生徒がいました。小生の方が3倍以上年上です。先に弱音を吐いたら、切腹の覚悟でした。

こんなに長い授業を、経験したことがなかった生徒がいました。やればできると、わかってくれました。

どなたも、ほんの少し前に歩み出せたと思います。小さな一歩でも、百回がんばれば百歩、千回がんばれば千歩です。

良かったですね。貴重な経験ができましたね。

朗報を記しておきましょう。多くの生徒が新しい仲間として結集してくれた今日この頃、実力派スタッフが仲間に加わることを宣言してくれました。慶賀の至りです。

我々石川数学塾大阪のスタッフ仲間は、理想を高く掲げ、相敬い、相助け、相競い合うすばらしい集団と自負しております。新しい仲間には、即戦力として、思う存分暴れていただきましょう。

弊塾HPの5月改変をお見逃しなく!いよいよ仲間が、神秘のヴェールをぬぎます。乞うご期待!

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春講日記(その23)-久方の光のどけき-

春講をきっかけにして、今年もまた多くの仲間を迎え入れることができました。

皆さまのご期待を、しっかりと背負わせていただきます。ありがとうございます。

10年目の塾生生活を送るベテラン「生徒」が、新入りの皆さんに、いみじくも言いました。

「ここに入ったら、とにかく生き残れ。しがみついて、やってるうちに、必ずモノになるからな。」

自身の経験に裏打ちされたお言葉、重く受け止めたいものです。

入塾にあたって、ご父母の威勢良い仁義も、春ならでは…ですね。

実録です。

「煮てもろても、焼いてもろても、けっこうです。命だけ残してもろたら、おんのじです。」

「授業がうまい、解説が明快、とっくに承知。そんなことより、いつものように、俺の背中について来いと、ひとことおっしゃってくださいませ。」

「ご存命の限り、従います。どうか長生きしてください。」

どれをとっても、浅学非才の小生には、身に余るお言葉。ただ、ひたすら、感謝いたします。

一生懸命努力して、ご期待にそうべく頑張ります。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

春講日記(その22)-久方の光のどけき-

「俺は悪くない。悪くないのに虐げられている。」

卒業生が血相変えて、飛び込んできました。どれほど「悪くない」のか、聞いてみました。

俺は京都大学に通ることを至上命題とした学校に進学した、必ず通るから、無意味に夜更かしすることも、朝起きれないことも、授業中ぼんやりしていることも、すべて無罪である…と、彼は強弁しました。

全部有罪やで…というか、そんなことしてたら、そもそも通らんがな…と。

議論は平行線でした。彼はあれほど恋い焦がれた進学先を中退しました。

小生、彼のその後を、寡聞にして知りません。ちょうど三十年前の、蒸し暑い夜でした。

「異議無~し!」「ナンセンス!ナンセンス!」

三色ヘルメットのご年輩軍団が、銀幕に叫んでいました。何色か?は、秘しますが、小生も一色かぶっておりました。

学生が堅固なバリケードを築き始めると「異議無~し!」。機動隊が学生を弾圧すると「ナンセンス!」。全会一致でした。

不一致もあり?そのとおりです。

集会にて白メットの演説シーンに、白軍団が「異議無~し!」。赤と青が「ナンセンス!」。

赤メットが阻止線を突破すると、赤軍団が「異議な~し!」。白と青は、し~ん。

映画の名前は『二十歳の原点』。原作は高野悦子さんという、立命館大学全共闘の女性闘士が残された日記です。

奇しくも小生の誕生日6月24日に、JR山陰線を「旅」の終わりとされました。

世の中に牙をむく高野さんと、やり過ごそうとする世の中と、JRの線路のような平行線が、ここにもありました。

銀幕の名前は「京一会館」、叡電一乗寺にあった小さな映画館でした。

高野さんが闘いに倒れてのち、はや半世紀が過ぎ去ろうとしています。

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