ボロボロだけど-冬講日記(29)

どうにも気になっている前方後円墳がありまして、山辺道を歩くたびに、おおまわりして訪問します。100メートル超の大きさです。

古墳さんには失礼ながら、見栄えが良いとか、神々しいとか、カケラもありません。

それどころか、おそらく前期前葉(3世紀末から4世紀初頭)に編年されるはずなのに、6世紀墳とまちがえられて盗掘されたようです(ひどい!)。

後円部南側が大きくえぐられております。えぐられただけならまだしも、誰かが小屋を建てて住んでおります(笑)。

前方部と後円部が農道で遮断されています。お隣の前方後方墳と兆域を接するあたりに、国道のバイパスが通って、おそらく周濠跡であろう地点を、排気ガスが霞めています。

前方部に比べて数段高い後円部が、段築しっかり保存されていますが、大木や低木や竹が密生して入れません。

「子供のころに入ったよ」というかたに、進入路をお聞きしましたら、獣道の草ボウボウをかき分けて行くのだそうです。

マムシと戦う気合いが必要です。マムシが引っ込む厳冬がチャンスでしょう(笑)。

一昨日、山辺歩き初めに、この古墳を訪問しました。

直弧文(吉備文です)バッチリの土師質を拾って、気分上々!

後円部墳頂に一瞬、悠然と眼下を見下ろす吉備のオウを見たような気がします。

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学園前教室・杉浦

新年明けましておめでとうございます。

上本町教室の中土井です。新年明けましておめでとうございます。

新しい年がスタートしました。

 

昨年の反省とともに今年こそはと、思いも新たに新しい年を迎えられたことだと思います。上本町教室では1/3()より2016年のスタートをきりました。

 

課題が思うように進んでいなかったり、休み明けテストの準備が遅れがちになってはいませんか?

少しのことで予定通りに行かないのが勉強。ましてや何かとイベントが多い年末・年始です。正月気分もそろそろ終わりにしなくてはいけませんよ。

幸いなことに上本町教室の冬期講習にはまだ若干の余裕があります。ここで一気に取り戻しましょう。

 

冬期講習の日程や空き情況は直接教室にお問い合わせください。

 

最後になりましたが、本年も昨年同様、何卒よろしくお願いいたします。

夜討ち・朝駆け-冬講日記(28)

政治家の番記者でしょうか、熱心なパチプロでしょうか。

いえいえ、どちらでもありません。ほかならぬ小生たちです。塾屋です。夜討ち・朝駆け、塾屋の講習…と。

小生も若さと勢いにまかせて、やっていた頃があります。大みそか、除夜の鐘が鳴り始めたら授業終了、元旦、初日の出とともに授業開始。さすがに睡眠時間が短すぎて、体がついていかなくなってからこのかた、長期休憩中ですが…。

夜が遅いと、朝起きられなくなります。あたりまえです。

朝早く起きると、夜さっさと眠くなります。これもあたりまえです。

夜が遅いにもかかわらず、朝が早いためには、相当な決意と執念を要します。わかっていても、なかなかできない人が多いです。

小生も夜更かしだったころ、いろいろな理由をつけて己の堕落生活を正当化していました。

曰く「深夜は静かだから、仕事がはかどる」とか。静かすぎて、娯楽にかまけてしまうだけですが(笑)。

曰く「朝が早い仕事でもないから、朝寝できる」とか。遅く起きると夕方眠くなって、結局仕事に差し障ると知るべきでした。

曰く「世界を我が物としたように思う」とか。…はい、単なる誤解です(笑)。

何をどれだけベラボウに語ろうとも、早起きに如くはないこと、加齢とともに思い知りました。

大事なポイントは、いかに遅く寝ようとも、朝早く起きることです。慣れると、これ以上の爽快はありません。

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謹賀新年、冬講日記!

あけまして、おめでとうございます。学園前教室の杉浦です。

冬講日記、昨年はお世話になりました。

新しい年も、どうぞごひいきに願います。

いちどご覧になってみてください。

http://blog.livedoor.jp/ishikawasugakujuku/archives/cat_910297.html

旧年中の記事です。

天空の食卓-冬講日記(1)
ヤマトを歩く-冬講日記(2)
こむらがえり-冬講日記(3)
アフリカの猿-冬講日記(4)
大人思考-冬講日記(5)
実況中継-冬講日記(6)
ごんじゅごんじゅ-冬講日記(7)
教師の資質-冬講日記(8)
闘争-冬講日記(9)
造反有理-冬講日記(10)
申込み-冬講日記(11)
書けん!-冬講日記(12)
奈良マラソン-冬講日記(13)
初見-冬講日記(14)
古き良き-冬講日記(15)
暖冬-冬講日記(16)
はるまげ丼-冬講日記(17)
迷惑-冬講日記(18)
琵琶湖の夜景-冬講日記(19)
直す-冬講日記(20)
事故-冬講日記(21)
遠くに行きたい-冬講日記(22)
冬野菜-冬講日記(23)
元日-冬講日記(24)
ありがたみ-冬講日記(25)
めぐりあえて-冬講日記(26)
演歌-冬講日記(27)

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学園前教室長・杉浦

演歌-冬講日記(27)

大みそかには、珍しくテレビを見ることがあります。

普段生活している空間からテレビを取り払って二十年以上、NHKスペシャル「巨大古墳の謎」とか以外でしたら、全く見たいと思いません。

ですから大みそかは「非日常」になります。

地上波のいちばん低視聴率の番組を見ることにしています。夜のゴールデンタイムですと、「演歌もん」ですね。曲目順まで、だいたい毎年一緒です。

「お座敷小唄」あたり、コーヒーをすすりながら。「昭和枯れすすき」に、涙をすすりながら。「別れの予感」で号泣しています。

「津軽海峡冬景色」で、やたらめったら元気になり、「時の流れに身をまかせ」で悟りをひらきます(笑)。

かつてテレビを持っていた頃には、このあとアントニオ猪木が闘い、菅原文太が拳銃をぶっ放し、高倉健が「渡世の義理」で殴り込みをかけた…記憶がまちがっていませんでしたら、たしかそうだったような(笑)。

書いていて、わかりました。

人間まん丸に丸くなってくると、テレビが要らなくなるんですね。

みなさん、良いお年を。来年も、よろしくおつきあいください。…ご迷惑でなければ(笑)。

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めぐりあえて-冬講日記(26)

年の瀬になりますと、「今年も良かったな」と、感慨ひとしおです。今年もさまざまな人々に巡り会いました。

早朝、那羅山ウォーキングでお目にかかるご婦人。「あそこも、ここも、空き家です。住みたいんでしたら、連絡取ってあげますけど…」。大好きな那羅山なだけに、おもわずさっそく引っ越しそうになりました。

天気の良い日は、国道24号を渡って平城宮跡へ。途中、しばしばウワナベ古墳を周回しているご婦人。「以前は、春日山原生林を歩いていました。怪我したら遺体で発見されることに気づいて、こちらにルート変更しました。息子が高校生になって、家にいても喧嘩ばかりで、心身ともに不健康になります。だからジョギングはじめました」。身の上話に、グングン引き込まれてしまいます。

日曜日、明日香村公営駐車場の管理人さん。自転車軍団みたいに大量陳列しながら。「今日はね、〇〇の△△中学校の修学旅行生が、たくさん来よります。昨晩近くに泊まったはずやけど、なぜかバス移動で。事故なく、怪我なく、故障なく…。願いはいつもいっしょですねん」。仕事の矜持たるや、立派なものですね。尊敬に値します。

同じく明日香村、岡本寺のご住職。「有名な岡寺の横です」と、多少自虐的な笑い…が、何とも人なつっこいハニカミ笑いで、好感度、高いです。良く通った美声で読経も慣れたもの、今度は護摩を拝見したいものだと、なぜか引き込まれてしまいます。

邂逅の神に感謝、欲張りですが来年も、豊かに出会える年となりますよう。

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ありがたみ-冬講日記(25)

「ありがたみが、わかりました」と言って、帰ってくる生徒がいます。弊塾を去ってから、しばらくぶりです。

あれからどうなさいました?…と問われると、おおよそこんな答えが返ってきます。

「大手併設の個別塾に行きました。行って分かったんですが、大手の一軍講師は個別の担当なんて、ほとんどしないんですね。小遣い稼ぎに、たまに来るくらいかな。幻滅しました」

「個人塾に行きました。和気あいあいとできたところは良かったんですが、寝てても誰も起こしてくれない…というか、寝てちゃいけないという切迫感が無くて…。自分に甘いことを思い知りました」

「別の個別塾に行ったんですけど、高学歴で若い先生ばかりで…。みなさん、持って行った謎問をきっちり解かれるんですけど、教えるのに慣れてらっしゃらないようで(笑)。先生のチェンジも、申し出たらしてくれたんですが、何回変えてもいっしょで(笑)」

みなさん異口同音に、「ありがたみが、わかりました。復塾させてください」と結ばれます。

石川数学塾大阪、本日も、来る者は拒まず、去る者は追いません。

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まだまだ書きます、冬講日記!

こんにちは。学園前教室の杉浦です。

冬講日記、四週目を終了しました。

まったりとした年の瀬に、まったりとした冬講日記。

ご覧になってみてください。

http://blog.livedoor.jp/ishikawasugakujuku/archives/cat_910297.html

冬講第四週の記事です。

琵琶湖の夜景-冬講日記(19)
直す-冬講日記(20)
事故-冬講日記(21)
遠くに行きたい-冬講日記(22)
冬野菜-冬講日記(23)
元日-冬講日記(24)

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元日-冬講日記(24)

もういくつ寝ると…お正月でしょうか。ここ数年変わらぬ元日を、もうすぐ過ごすことになります。

元日は景行大王の征服譚が伝えられる三河の田舎で過ごしております。景行の遠征歴と言いますと、日本武尊(やまとたけるのみこと)に仮託され集約されている部分が多いようですが、珍しく第10子「五十狭城入彦命」(いさきいりひこのみこと)ご活躍を伝える田舎です。

どうやらヤマト王権拡大時に、小規模ながら「まつろわぬ」人々が存し、抵抗空しく平定されたとの古伝があるそうです。

宮内庁治定・五十狭城入彦命の御陵を取り巻くように、神社仏閣が配されています。古墳を回り込むと近道なのを良いことに、寄り道しようとしては妻にたしなめられ(笑)、神仏に良き一年を祈願致します。

『日本書紀』によれば、五十狭城入彦命は名前だけで事績なし、物部系の『先代旧事本紀』(せんだいくじほんぎ)に三河・長谷部直(はせべのあたい)の祖とある、『新撰姓氏録』(しんぜんしょうじろく)にある気入彦命(けいりひこのみこと)の異族制圧譚が、いつの間にか一緒くたにされているんじゃないかな…と、ゴチャゴチャ言っていますと、

「今年こそ、あなたが、わけのわかんないことを言わなくなることが、私の願いです」

…と、妻にピシャリとやられます。ちなみに、結婚以来、小生に関する妻の願いが、神仏に聞き届けられたことは、未だに無いそうです(笑)。

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冬野菜-冬講日記(23)

秘かにお百姓をやっていた頃、もう二十年も前になりますか、冬野菜が好きでした。

お百姓というお仕事そのものが好きですから、いつなんどきの野菜でも良さそうです。そうですね、そのとおりでしょう。

たしかに夏野菜には、夏野菜なりの魅力があります。苗を植えて、梅雨になって、梅雨が明けて、カンカン照りで、植えたことすら忘れていると、大粒のナスやキュウリができあがる。

ほとんどセルフグロウですが、力強さを感じます。しかしながら冬野菜は、そんなわけにはいきません。

ただでさえ地力衰える季節、野菜と言えども増えすぎは禁物です。うまいこと間引かなくてはなりません。

寒天と相談忙しく、うまく育った大根抜くなら青首が見えて前後10日がベスト、白菜は霜が降りる前に縛ってやらないと傷んでしまいます。

あれこれ手間暇かけさせられますが、引っこ抜いて刺身で食べるには、何といっても冬野菜です。新鮮なうちは、ほんとうにトロリと甘いです。

こんなこと書いていましたら、那羅山に借りる予定の畑へ、すぐにもダッシュしそうです。

もうしばらく我慢して、お仕事がんばろうと思います(笑)。

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