“Although we were defeated in war, we didn’t become slaves.”
「我々は戦争に負けただけだ、奴隷になったわけではない」
有名な発言ですね。GHQが「最も食えない日本人」と煙たがった白洲次郎の言葉です。
吉田茂の側近中の側近でした。占領軍相手に、よくぞブチまかしたものだと思います。
融通無碍が至高とされる昨今、あくまで国家に、民族に、プリンシプルにこだわった白洲は、隔世の偉人に思えてしまいます。
たとえがんじがらめにされようとも、心まで売り払う必要はない。
白洲の叫びが、多少くたびれたオジサンたちの背中に、今日も喝!を入れてくれる気がします。