歩-夏講日記(その21)

「良く頑張ってきたね。入試まで、あと○ヶ月。有名上位校なら、たいがいどこでも通るよ。」

「え?最難関?あと一歩、ほんとにあと一歩だね。けど、この一歩は、ほんとうに大きな一歩なんだ。」

「どうすればいいかって?方法論やハウツーを論じてる限り、この一歩は永遠に踏み出せないね。」

「勉強時間、教材、カリキュラム…すべていっしょで良し。極端なことを言うと、とりあえず今のままでも、あと一歩は踏み出せるよ。」

「じゃあ、何が違うのだろう?ところで、普段から決意してから勉強しているかい?よっしゃ、やったろう!とか?」

「決意は立派!しかしながら、一歩踏み出すには、まるで空気を吸って呼吸するように勉強したまえ。生まれてから今日まで、決意して呼吸したことはないだろう?呼吸するように勉強するって、勉強が無意識の所作になってしまうことなんだ。」

「その一歩は、いつに変わらない一歩だけれど、不可逆で、不連続な一歩なんだ。」

「難しいかい?要するに、あなたが別人になってしまう一歩なんだよ。」

「どうだい?進むも、退くも、すべてあなた次第。自分のことは、自分で決めようね。」

せっかくここまで来たら、最難関に滑り込みたい…そんな皆さんのお悩みに、小生が答える言葉です。小さな個別指導塾から、大きな入試実績が生まれる秘密でもあると思っています。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

夏期講習好評開講中です。

本日より、8月がスタートしました。

既にどっぷり夏休みに突入している方や、学校の補講がやっと終わりいよいよ夏休みが始まる方といろいろかと思いますが、石川数学塾大阪の夏期講習はどっぷり始まっています。

おかげ様を持ちまして、既に締め切らせていただきました回も結構ございます。

受講をお考えの方は是非お急ぎくださいね。

石川数学塾大阪の夏期講習は通常授業と同じく、生徒一人ひとりの習熟度や将来の目標にあわせてカリキュラムを組んでいきます。

また、他の習い事などの都合にあわせて受講の曜日や時間帯・回数が決められますから、あなたに合うスケジュールが見つけられると思いますよ。

上本町本部教室 中土井

 

夏期講習のご案内

解-夏講日記(その20)

「たった一つの解き方しか許さないなんて、ずいぶん矮小な話だね。」

「解ける方法が正しい方法だと、私は常々思っている。正しさは、人それぞれだ。」

「それにもかかわらず、たったひとつに決めなくちゃいけないなんて、たいした異常事態だ。たった一つに決める人なんて、ヒトラーみたいなファシストだ。」

「ヒトラーが解き方あれこれ言う前に、私は現に目の前で解いてあげるよ。」

「よし!」と思ったら、真似してね。「学ぶ」こととは「真似ぶ」ことだからね。

「あなたにベストの解法が定まれば、それこそオンリーワンだよね。期待しているよ。」

「ところで、俺様の解法しか許さん!とか言った狭隘な輩は、どうしてくれようか?」

「ひょっとして、自己主張はできるけど、他人に耳を貸せない、そんな典型的な人かもしれないね。」

「可哀想な人かもしれない。猛省を促そうじゃないか。」

何のことかといいますと、「教えた解き方しか許さない」と、どこかで脅されてきた皆さんに、普段小生がかけている言葉です。

長々と聞き終わったころ、子供たちの表情が、パッと明るくなる瞬間が好きであります。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

束-夏講日記(その19)

三週間ほど前のことです。

西飛鳥から高取方面へ。途中で近鉄吉野線と別れて、高取国際高校方面へ。佐田集落の神社の境内に、束明神古墳があります。

最高級の終末期古墳です。草壁皇子の墓と、衆目の一致するところです。

人麻呂の挽歌が、万葉集にたくさんあります。それを根拠に「おそらくこのあたりであろう」と、古くから言われてきました。

集落の人々も、長く大切に守ってきましたが、明治維新以降、天皇陵治定→強制移住が常態化するにつけ、大切にしてきた墳墓を、泣く泣く攪乱したといいます。

天智・不改常典(改めざる常の典)以来、天皇の父親は天皇でなければなりませんでした。夭折ゆえに即位できなかった草壁は、その子・文武の即位を以って「岡宮天皇」を追贈されました。

束明神のすぐ真後ろに、やたら立派な「岡宮天皇陵」があります。別の神社の境内です。

ついでに見ておこうと歩いていましたら、お百姓さんに呼び止められました。

「束明神はんでっか?シシトウ、採ってきなはれ。ようけできました(笑)。」

「束明神はんでっか?ピーマン、採ってきなはれ。ようけできました(笑)。」

「束明神はんでっか?スイカ、採ってきなはれ。ようけできました。でかすぎて、無理でっか(笑)?」

古墳築造から千年以上、それでも束明神古墳がここにあることが、人々の誇りなのだと感じ入りました。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦

夏(講)はこれから

奈良・高の原教室の飯尾です。
いよいよ明後日からは8月になりますね。

今月までは、終業式とは名ばかりの、学校の補習や合宿等で
登校する必要があった方も多いのではないでしょうか。

そういう方にとっては、来月からは真のお休み(^^;)になりますが、
こういった時にこそ、今までに消化しきれなかったところや復習、
今後の先取り学習をするには良い機会ですね。
当塾の夏期講習はこのような、事細かなご要望にお応えすべく、
日程・時間・参加回数を自由に選ぶことが可能です。

まだまだ募集しておりますので、お申し込みは各教室まで。

夏(講)はこれから

奈良・高の原教室の飯尾です。
いよいよ明後日からは8月になりますね。

今月までは、終業式とは名ばかりの、学校の補習や合宿等で
登校する必要があった方も多いのではないでしょうか。

そういう方にとっては、来月からは真のお休み(^^;)になりますが、
こういった時にこそ、今までに消化しきれなかったところや復習、
今後の先取り学習をするには良い機会ですね。
当塾の夏期講習はこのような、事細かなご要望にお応えすべく、
日程・時間・参加回数を自由に選ぶことが可能です。

まだまだ募集しておりますので、お申し込みは各教室まで。

さらに夏講日記、書いてます!

こんにちは。学園前教室の杉浦です。

さらに続けて、夏講日記書いています。

今週は七福神が完結し、いつものエッセイに戻っております。

福(福禄寿)-夏講日記(その13)
談-夏講日記(その14)
説-夏講日記(その15)
昔-夏講日記(その16)
夜-夏講日記(その17)
穀-夏講日記(その18)

なんとなく…、なんとなく…ですが、尚古的で耽美的な方向に行きかけて、いやはや「とうもろこし」が、現世に引き戻してくれたといったところです。

ありがとう!とうもろこし!

なお、ブログに直接飛ぶには、以下のリンクをお使いください。

http://blog.livedoor.jp/ishikawasugakujuku/archives/cat_910297.html

それでは、みなさん、また来週。元気にお会いいたしましょう!

石川数学塾大阪
学園前教室長・杉浦

さらに夏講日記、書いてます!

こんにちは。学園前教室の杉浦です。

さらに続けて、夏講日記書いています。

今週は七福神が完結し、いつものエッセイに戻っております。

福(福禄寿)-夏講日記(その13)
談-夏講日記(その14)
説-夏講日記(その15)
昔-夏講日記(その16)
夜-夏講日記(その17)
穀-夏講日記(その18)

なんとなく…、なんとなく…ですが、尚古的で耽美的な方向に行きかけて、いやはや「とうもろこし」が、現世に引き戻してくれたといったところです。

ありがとう!とうもろこし!

なお、ブログに直接飛ぶには、以下のリンクをお使いください。

http://blog.livedoor.jp/ishikawasugakujuku/archives/cat_910297.html

それでは、みなさん、また来週。元気にお会いいたしましょう!

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学園前教室長・杉浦

穀-夏講日記(その18)

とうもろこしを差し入れていただきました。さっそく塩茹でして食べました。

マイ中華鍋を持っているくらいですから、塩茹でもそつなくこなします。

「ゴッツイ顔つきからは、推し量れない」そうで、何やら複雑な心境です。

今回は「とうもろこしの塩茹で三ヶ条」をお届けします。普段小生が気をつけていることです。

まず、したごしらえ。<<皮を一枚残すこと>>。

ゆでている最中、粒の表面を保護できます。茹であがってから、ヒゲを取りやすくなります。皮の風味がほんのりと粒に乗り移って、何とも芳しくなります。

ちなみに皮は、熱いうちにちぎってください。熱いほうがちぎりやすいです。

次に、茹でている途中。塩加減は多少きつめで、<<落としぶたを忘れずに>>。とうもろこしに水がかぶりきっていなくても、まんべんなく熱が行き渡ります。

水が沸騰してからとうもろこしを入れて、弱火で15分、火を止めてから最後のポイントです。とうもろこしを<<いきなり出さずに、10分間ほど放っておきます>>。塩味が浸みわたって、とてもおいしく仕上がりますよ。

皆さんも一度、試してみてください。

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穀-夏講日記(その18)

とうもろこしを差し入れていただきました。さっそく塩茹でして食べました。

マイ中華鍋を持っているくらいですから、塩茹でもそつなくこなします。

「ゴッツイ顔つきからは、推し量れない」そうで、何やら複雑な心境です。

今回は「とうもろこしの塩茹で三ヶ条」をお届けします。普段小生が気をつけていることです。

まず、したごしらえ。<<皮を一枚残すこと>>。

ゆでている最中、粒の表面を保護できます。茹であがってから、ヒゲを取りやすくなります。皮の風味がほんのりと粒に乗り移って、何とも芳しくなります。

ちなみに皮は、熱いうちにちぎってください。熱いほうがちぎりやすいです。

次に、茹でている途中。塩加減は多少きつめで、<<落としぶたを忘れずに>>。とうもろこしに水がかぶりきっていなくても、まんべんなく熱が行き渡ります。

水が沸騰してからとうもろこしを入れて、弱火で15分、火を止めてから最後のポイントです。とうもろこしを<<いきなり出さずに、10分間ほど放っておきます>>。塩味が浸みわたって、とてもおいしく仕上がりますよ。

皆さんも一度、試してみてください。

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