どうしたら良いのか、分からなくなってしまったとき、人は迷います。迷える勉強は、その最たるものです。
勉強目標が変わりそうになったとき、勉強方法を変えようかと思ったとき、誰にも経験があることでしょう。
まっしぐらに勉強することは、確かにすばらしいことです。しかしながら、迷ってはいけないわけではありません。
迷うには迷うだけの事情があるのでしょう。事情をスルーしてしまって、あとから「しまった!」と思わないとも限りません。
むしろ、そう思う可能性が大いにあるとも、過去の経験から強く感じられます。
私は迷ったら、迷った通りにやってみることをお勧めしています。うまくいけばシフトチェンジすると良いのですし、まずかったら元に戻せばいいだけです。
私たち人類に限らずとも、およそあらゆる生命体は、そのように進化してきました。
突然変異は偶然ですが、適者生存は必然です。偶然迷い始めたことが、新たな一歩を拓くには、とりあえずやってみることが大事なのです。
迷うことは忌むべきことではなく、逆に歓迎されるべきことではないでしょうか。