奈良・高の原教室の飯尾です。
授業で問題を解かせた時、その答案に目を通すと、
ただ漫然と、それらしく書いたものを目にすることが有ります。
その問題について、何故そういう答案になるのか?
どの様に考えて、何処へ向かっているのか?その目標は何か?
といったことを、その生徒にやんわりと尋ねても
はっきりとした返事が返って来ないのです。
本人はその分野について理解したつもりでいるようなのですが、
どこまでやれば、理解した、納得したと思えるかの線引きは、
人それぞれ十人十色、百人百様です。
どこまで理解すれば良いかの一つの目安としてお勧めなのが、
普段から、他人に教えるつもりで勉強すると良いと思います。
十分に深く理解していないと他人には教えられないので、
自分だけで、自分の為に勉強するよりも、
他人に教えるつもりになると良く理解出来ます。
(十分理解するまで、考え抜くことになるからです)