頻繁に懇談させていただいております。特に入塾時や初回授業前には、必ずお話しさせていただきます。
「何故ですか?」と聞かれます。「何故だと思われますか?」と聞き返しますと、こんなふうに言われます。
「授業のやり方を説明されてるんですよね。個別指導になじみの薄いかたもいらっしゃるでしょうから。」
はい、全く説明しないわけではありませんが、それだけではありません。と言いますか、いくら言葉を尽くしてご説明いたしましても、体験授業を受けていただくことが、一番わかりやすい方法でありましょう。
「ヤンチャな子にクギを刺してるんですよね。」
これも少なからずあたっています。将来ゆめゆめ、初心忘れること無かれと。
「事務手続きですか?入塾届や誓約書?」
これはお持ち帰りいただいて、初回に回収させていただきますから、ほとんどありません。
種明かしです。大事なことを突き合わせているのです。
生徒の皆さんにとっては、勉強ができるようになりたい理由、私たちにとっては、勉強を教えたい理由。
多くの場合、「理由」なるものに、彼方の将来展望に基づくマッチングがあって初めて、大きな成果が生まれます。
皆さんの切実な希望と、私たちの大いなる共感、この土俵が時として抜き差しならない関係を育み、すばらしい共同作業を生み、そして大団円を迎えるのです。
初回面談は、その序章であります。