黒-夏講日記(その8)

七福神です。

弁財天の向かって左上、打出の小槌と大きな袋が大黒様です。小槌を振って福を呼び、袋に詰めてデリバリーしてくれるんですね。

もともと記紀神話や出雲国風土記に出てくるオオクニヌシだったそうで。親指くらいの大きさで、海の彼方からやってきたスクナビコナといっしょに、この世を造作なさいました。

天孫がやってきまして「この世を寄こしなさい」と要求されましたが、息子・事代主に相談し、事代主が全国の神様に諮って献上することにしたと…、はい、丸く収めました。

争いを避け、幸せを希求し、これらを人々にもたらすもの、それが大黒様なのです。

「こら!逃げるな! 言い訳するな! まっしぐらに、やりきってみろ! いっしょにやってあげるから!」

お優しい神様ですね。ひとつ、すがってみようではありませんか。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦