学歴は掃いて捨てるほどある…といった友人がたくさんいます。
高学歴に見合った仕事をなさっておいでです。一部上場企業の幹部クラスや、バリバリのキャリア公務員、起業した皆さまもガンガン儲けておられます。
小生のごときが、親しくお話しさせていただけるなど、おこがましい限りと思うことがあります。
皆さん、こんなことをおっしゃいます。
「仕事だけしてきた人生だった。家庭を顧みたことは無かった。」
「いつ引退してもいい。平均寿命の二倍生きても、おそらく経済的に困窮することはない。」
「忙しかった。自分の時間は、ほとんど無かった。」
「資産総額が、全国民の上位1%に入っている。」
子供たちは、こんなことを聞くと、目がギラギラに輝きます。輝きすぎて、小生には背筋の凍るような、最後の一言を聞き逃します。
「それでもなぁ、杉浦さん!俺はなぁ、仕事をやってて良かったと思ったことが一度もない。楽しいと思ったことすらない。」
衝撃的です。小生には絶対に耐えられません。
しかしながら、子供たちは、この一言を聞いても、それでも富める人生を選ぶかもしれません。
おじさんたちはほんの少し、現代という時代に、ため息をついてしまいます。