教える側にも、こんな人がいます。
「きみは一生懸命生きてきたかい?一生懸命生きることは、大事なことだよね。」
「きみは将来、何をしたいんだね?人生目標を持つことは、大事なことだよね。」
「きみは自信を持って生きているかい?なにはともあれ、自信を持とうじゃないか。」
まちがった指導ではないと思います。が、正しくもないです。
「こんな人」は、正しく生きることを教えています。ですから、まちがっていません。
しかしながら、己を語っていません。語っていないどころか、絶対安全地帯に避難したまま、対岸の火事を傍観しているといわれても仕方ありません。ですから、正しくないです。
小生はこんなことを語るときに、小生自身が何を一生懸命やり、残された人生の目標を何に設定し、なぜ自信を持って語っているのか、そのことを話すことにしています。
あまりに突拍子もないらしくて、皆さん大笑いされますが、一向に意に介しません。
どう生きるべきか語る人が、実際如何に生きているのか、その姿を「撰」びました…そう言っていただけることが、うれしいです。
余談です。仕事をしっかりやっているのは、あたりまえであって、自慢にはなりません。では、何を…?
興味、関心、お持ちの方は、講習期間を除いて毎週発行しています「大阪通信」をご覧あれ。