小生は弊塾の「授業を受けてみたい」と申し出ていただいた皆さんと、まずしっかり話し合わせていただきます。
弊塾を知られた経緯、現段階の成績、将来とってみたい成績、などなど現世のモロモロをお聞かせいただきながら、ひときわ大きな声で問いかけることがあります。
「あなたは、なぜ勉強するのですか?」
誤解いただかないよう、必ず言葉を添えます。
「勉強しなくていいですとか、やめてしまいましょうと言っているのではないです。四十年以上、この仕事をやってきて、細かなハウツーでしたら、いくらでも示せます。しかしながら、私の心の師・吉田松陰先生は、志を立てて以て万事の源と為す…とおっしゃいます。大師をいだくことの大切さに比べて、細かなあれこれが、なんと矮小なことでありましょうか。」
ご父母にしばしば、感謝されます。
「本来でしたら、親がしっかり教えるべきことでした。ありがとうございます。」
何のための勉学か?…それを忘れていない塾を「撰」びました。小生は、みなさんのその一言をお待ち申し上げています。