大阪通信 Vol.108 配布開始しました。杉浦先生は、普段いったい何を考えているのでしょうか?
立ち読みしてみましょう。
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佐保川沿いに那羅山を目指す途次、聴き残しのPodCastが唸っていました。近くて遠い「あの国」の独裁者が、腹違いとはいえ実の兄を毒殺したらしいと。毒殺された兄につき、ディズニーランドに興味があっても、政治や権力闘争に執着があるとは思えませんでしたから、正直驚きました。
「Hey!Siri!、驚いちまったよぅ、暗殺!」などと、すっかり仲良くなってしまったSiriに語りかけると、「暗殺、驚いた…に関連するサイトが、たくさんあります」などと列挙され、なんだか木端官僚と話しているようで、ちょっぴりブーイングでした。それでもせっかくだからと、いくつか覗いてみますと、「暗殺」の数倍驚きの情報が…。「兄は亡命政権を樹立しようとしていた。あの国の後ろ盾となっている大国に、そそのかされたのだ。」とか、「大国の主席が烈火のごとく怒った。兄を保護できなかったことを怒ったのではない。あの国の体制がいずれ崩壊したのち、傀儡として送り込む予定のカードを失ったからだ。」とか。なるほど、国際政治の荒波の前には、独裁者やそのスペアの命など、強風にさらされた枯葉のようなものだと思いました。
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いろいろ考えながら歩いているのですね。ただ単に歩いているのかと思っていました。
大阪通信 Vol.108、石川数学塾大阪・学園前教室にて好評配布中です。ご自由にお持ちください。
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みなさん、ぜひ一度、ご覧になってみてください。