中学校受験の垢を落としましょう。「始まり」のススメ。

中学入試の統一日が過ぎ、早10日余りが経ちました。

受験生のみなさんほんとうにお疲れ様でした。このブログを読んでいただいておりますみなさまが、歓喜の瞬間を迎えられたであらんことを切に願っております。

さて、受験から10日も経てばそろそろ「うずうず」し始めているのではありませんか?

       

これまで1365日、雨の日も風の日も休むことなく机に向かい、栄冠を掴むために、弛まぬ努力を続けてきたみなさんです。1週間はまだよしとしても、もうそろそろ勉強がしたくてしょうがなくなっているのではありませんか?()

今日はみなさんに「始まり」のススメをしたいと思います。

中学生になると数学が始まりますよね。国語や理科や社会はそのままの呼び名なのに、算数だけが数学に変わります。

算数は中学校で数学を学ぶための予備学習でした。数学ではいよいよ学問的な内容に踏み込んで行きます。つまり数学は、算数のように数字や図形を扱うという点では似ていますが、全くもって違うものです。

小学校の時に算数は好きでは(出来)なかったが、中学校に入って数学を習うと好きに(出来るように)なった。なんてことは良く見聞きすることです。

何よりも数学は、理論(理屈)がシンプルで明確であると言えます。ですが「好きでは(出来)なかった」が、「好きに(出来るように)なる」にはただそれだけが理由ではありません。

新しい「始まり」に向けた気持ちや行動の「切り替え」がきちんとできたことが大きな要因であると思います。

中学受験の勉強では何よりも「効率」を重視して勉強してきました。逆に「効率」を無視しては中学受験は戦えなかったと言ってもいいくらいですね。

数学という新しい「始まり」に際し、中学受験で身につけた素晴しい経験や確固たる自信は残したまま、中学校受験の垢を落としませんか

「丁寧さ」とか「図をいちいち描く」とか「きちんと式展開をする」といったことに立ち返り、当たり前の事を当たり前にできる、することを始めませんか?

上本町本部教室 中土井

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