奈良・高の原教室の飯尾です。
今週から来週にかけて、毎年恒例のノーベル賞が発表されています。
私個人的には、医学生理学賞、物理学賞、化学賞といった、
科学に関する部門が気になるところです。
その中で、日本人としては東京工業大の大隅良典栄誉教授が
医学生理学賞を受賞されることが決まりました。
医学生理学賞を受賞されることが決まりました。
受賞理由の詳細は割愛しますが、
その研究を始められたきっかけの一つが、
その研究を始められたきっかけの一つが、
助教授時代、出来たばかりで学生がいない研究室で、
ひとり顕微鏡越しに酵母を観察していたところ、
ひとり顕微鏡越しに酵母を観察していたところ、
たくさんの小さな粒が踊るように飛び跳ねていたのを見て、
「何かすごい現象が起きているに違いない」
と思われたそうです。
この話を聞いて私自身、感じることは、
コンピューター内のバーチャルなものではなく、
リアルな自然現象に目を向け、普通の人なら見過ごしがちな、
リアルな自然現象に目を向け、普通の人なら見過ごしがちな、
「不思議な現象を不思議だと思えること、興味を抱くこと」
が大事なことだということです。
それこそが科学を学ぶ本質だと思います。
ホンモノを体験、経験することが望まれます。