我々は「最後の砦」と評されます。
「いろんな塾をめぐりめぐって、結局モノになりませんでした」
「時間かけてやっているんですが、結果が出ません」
「気合が空回りしています」
「何から手をつけていいのかわかりません」
幾千回、幾万回、お聞きしたフレーズでしょうか。
皆さん、ほとんど例外なく、試験結果を持参されます。採点済み答案であったり、成績表であったり。
「これほどヒドイのです。苦しいのです。なんとかしてください」…と。
小生は一瞥もそこそこに、勉強なさるべきご本人に問いかけます。
「なぜ、できるようになりたいのですか?」
「将来何をしたいのですか?」
「問題集を何回繰り返してやっていますか?」
「言われなきゃできない勉強に、なっていませんか?」
ひとつひとつ解きほぐしていきますと、何が問題なのか、見えてきます。
五里霧中に悩める皆さん。どうしていいかわからなくなったときこそ、面倒でも少し立ち止まって、何を解決すべきなのか考えてみましょう。
きっと良いことがありますよ。