大阪通信 Vol.91 配布開始しました。
夏期講習・合宿への決意表明が左半分、お誘いが右半分です。
教室では、一枚一枚手書きで用意して、一人一人に手渡ししています。
今回は、決意表明を全文引用します。
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正直言って「生き残れるだろうか?」と今年も思う。18や19(歳)の頃(いわゆる「夏期講習」を始めた頃)よりも、明らかに体力減退している。努力の結果、少なからず実績を残せたことも事実である。しかし実績だけで飯を食い始めたら、この業界を去る日も近い。気力は実績に反比例する。気力でカバーしていたものを、今や人々は幻視するようになる。真実は誰が語っても真実である。私が語らなければならないわけではない。考えれば考えるほど、老いぼれていく。もはや隠しようがないのかもしれない。
しかしながら、語り残したことがある。まだまだ語らねばならぬことがある。「聞きたい」という者たちがいる。聞かせずに終わるわけにはいかない。若者にとっては他愛もないことに、苦しんでいるかもしれない。隠しようもないし、隠すつもりもない。苦しんでいる私を見てほしいと思う。どれだけ苦しもうが、譲れない一線がある。
我が理想は時代に逆行しているかもしれない。苦しみは少なく、得るものは多く、オシャレに、スマートに…敢えて、この道を歩みたくないと思う。苦しんで得たものは一生忘れない。誰かに与えられたものは、しょせん一時しのぎだ。喉もと過ぎて、熱さを忘れるだけだ。およそ得られるものなどない。時代遅れ上等!我が目の黒いうちは、ここは「昭和」の塾だ。「大正」でも「明治」でもよい、いっそのこと(吉田松陰先生さえ許してくれるなら)「松下村塾」で結構だ。
熱く語れる季節がやってきた。真夏日も熱帯夜も、ウェルカムだ。語り、悩み、苦しみ、脳が汗をかいた時、人生の至宝が生まれる。だからこそ耐えようではないか。奮おうではないか。同志諸君、今年も君たちの一言を待っている。「すばらしい夏を、ありがとう」と。その時、初めて、老師は心安らぎ、来期を期すのだ。今期も君たちの熱意を待っている。老師は命を賭け、きっと成果を上げて見せようぞ。長く戦場を駆け抜けた人生の、総決算を期するが如くに!
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杉浦先生、今年も悲壮な覚悟で「夏」に立ち向います!
大阪通信 Vol.91、石川数学塾大阪・学園前教室にて好評配布中です。ご自由にお持ちください。
なお、中入倉庫に大阪通信のバックナンバーが揃っています。今週の大阪通信 Vol.91 も、倉庫からダウンロードできるようになっています。
ご覧になってみてください。