卒業生たちに聞きますと「杉浦部屋」は、伝統的にバイオレントな装いだったそうです。
「なんで、イスが空中を飛んでいるのかと思いました(笑)」。
古き良き伝統から離れ、小生最近はもっぱら諭しております。
「勉強?…せんでええよ。勉強せな、食いっぱぐれて、餓死する時代とちゃうやん」。
「この豊かな国ニッポン、勉強せんくらいで、生きてけへんハズがない」。
「大地を耕して生きなさい。方程式解いて、鍬振るうんか?」。
小生の「お百姓」志向を知る諸君は、「このおっさん、本気で言うとるから怖い」と。
「勉強したいんだったら、共に学ぼう。勉強せざるを得ないんだったら、苦しみ少なく助けてあげよう」。
「ただし、やらされてる勉強はノーサンキュー。即刻退場したまえ」。
「何度も言うとる。この豊かな国・ニッポン、勉強せえへんことは、致命傷とちゃうで」。
肝が据わったところで、畳みかけられます。
「中途半端すな。やるんやったら、徹底的にやれ!」。
「逃げるな、放るな、ウソつくな!」。
「これだけ墨守せえ。他には要らん」。
「学力で良ければ、思うようにつくで。いちばん簡単なこっちゃ」。
半信半疑で始めてみると、なるほどそのとおり。「ウルトラテクニック」や「勝利の方程式」が、単なる詐欺話に思えるんだそうです。
今年もそんなふうにやっている間に、春が終わりました。大好きな夏が、目前に迫っています。
学力をつけるために、まず気力、そして体力。
小生、今期も最前線に立ち続けます。