大阪通信 Vol.67 では、ブログの連載記事が一冊にまとまっています。
題して『夏講日記 留め置かまし大和魂』。ご好評いただきました「夏講日記」ですね。
いつもどおり、表紙にぼやき、つぶやき…です。
—————————————-
『真夏の夜の夢』といったら、シェイクスピアの戯曲だったと記憶している。王侯貴族や妖精が、アテネ郊外の森の中で繰り広げる、ユーモアたっぷりの喜劇譚だ。彼は北欧ケルトの伝説にインスパイアされたと聞いたことがある。妖精たちがさえずり明かす「ワルプルギスの夜」である。魔女の井戸端会議ともいう。きっとにぎやかなことだろう。
ワルプルギスといえばメンデルスゾーン、「Ein Sommernachtstraum」、こちらは劇中曲にして「結婚行進曲」だとか。ein:a、sommer:summer、nacht:night、s:’s、traum:dream …と、独→英訳に頼ってばかりじゃいけない。しかしながら「a summer night’s dream」とな、シェイクスピアの原題「A Midsummer Night’s Dream」に、そうそう外れていない。さっさと納得してしまってから、これで良かったのかと少しだけ躊躇する。
小生今年も奮闘した「夏期講習」、これまた「真夏の夜の夢」と、雰囲気言い得て妙である。本書は毎日綴られた日記である。じっくりご覧いただくこととしよう。
—————————————-
大阪通信 Vol.67、石川数学塾大阪・学園前教室にて好評配布中です。ご自由にお持ちください。
なお、中入倉庫に大阪通信のバックナンバーが揃っています。今週の大阪通信 Vol.67 も、倉庫からダウンロードできるようになっています。
ぜひ一度、ご覧になってみてください。