夏講日記(その36)-留め置かまし 大和魂-

人口約五千人の村の朝は早いです。まだ薄暗いうちから起き出します。

小生、道場生(住み込みの生徒たちをこう呼びます)たちとともに、朝五時に起きます。

身支度を整えたら、丘にダッシュしてラジオ体操、そのあと畑を世話して、お返しに朝のみそ汁の具をいただきます。

小生本日は、ナスを選びました。おなかが減っていたので、シシトウの炒め物も作ることにしました。

朝七時には全員出発。小生は奈良市内の教室へ。道場生たちは村内唯一の村立中学校や、村内唯一の村立小学校や、少し離れた中高一貫校へ…走っていきます。

バスは無いのか?…と。はい、あっても要りません。足腰鍛えるためには、走ればよいのです。

夕方になって、勉強やクラブ活動を頑張った道場生たちが帰ってきますと、夜の鍛錬が待っています。

本日小生は、奈良市内の教室の夜授業がありますから、道場では、卒業生スタッフ出身で、いつのまにか道場専従になってしまったY先生が張り付きます。

道場生たちにこっそり聞いたところでは、なかなか厳しく指導されるようです。

「睡魔が来たら、イスを取れ!膝立ちせい!杉浦部屋の伝統じゃ!わしも山ほど叱られたで!」

なるほど、おっかないです(笑)。

深夜の村に帰ってみますと、Y先生も、道場生たちも、小生の妻も、気を失うように眠りこけておりました。

明日も朝早いです。小生も休ませていただくことといたしましょう。おやすみなさい…。

…と、夢にまで見る「明日香村研修道場」の毎日です。

言うまでもなく、夢はあきらめないためにあります。必ず実現しますから、楽しみにお待ちください。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦