夏講日記(その24)-今も闘い続ける「おじさん」からのメッセージ-

おじさんは既に「合宿ユニフォーム」で、夜の授業を行っている。Tシャツと半ズボン、機動性と通気性に優れた定番の仕事着だ。

今年もおじさんの雄叫びが聞こえてくる時期となった。雄叫びは遠吠えとなって、学園前教室に響き渡る。

さあ、耳をすましてみよう。ほら、聞こえてきただろう。

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合宿貫徹!闘争勝利!-今も闘い続ける「おじさん」からのメッセージ-

いよいよ夏期講習も、後半戦に突入する。合宿は後半の初戦である。まずは一勝、見事に克ち取ろう!

「戦争の時代」に生まれ、「戦争しか知らずに育った」世代を代表して、おじさんからの熱いメッセージだ!

合宿貫徹十か条。ゆめゆめ忘れることなかれ!

合宿所まで歩くことが、第一の闘いである。焦らなくてもよい。しかし、きっちり目を覚ませ!

勉強し続けることが、第二の闘いである。空回りしてはならぬ。地に足をつけて、ゴリゴリ進むのだ!

適度に休憩することが、第三の闘いである。休憩は爆発力を生むためにある!

自分のことは自分ですることが、第四の闘いである。人を頼るな、人のせいにするな。喜びも悲しみも、ただ君のためだけにしかないのだ!

疲れを癒すことが、第五の闘いである。大いに食って、湯あみせよ。生きる気力が湧いてくるぞ!

しっかり寝ることが、第六の闘いである。ぼっとした寝不足野郎は、勝利の女神から見放されるのだ!

早起きすることが、第七の闘いである。朝の一秒は、夜の一秒を以っては購えぬ。目覚めよ、さらば救われん!

おじさんと闘うことが、第八の闘いである。老闘士に引退の花道を。若き血潮のみが、それを為すのだ!

先輩に学ぶことが、第九の闘いである。偉大なる神を崇め、そして乗り越えよ。未来は若者のためにあるのだ!

閻魔を蹴散らすことが、最後の闘いである。多言を要すまい。全能の審判官に、己の生きざまを認めさせるのだ。勝利は君たちのものである!

合宿通算8回目、飛鳥に移って6回目、合宿は例年通り巨大な火の玉と化すであろう!おじさんは、先頭きって駆け抜けるぞ!諸君、遅れずに、ついてくるのだ!!!
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石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦