春講日記(その6)-久方の光のどけき-

春期講習をしております。都合4週間もしております。

学校がお休みになって、日中空いたから勉強します…という方もいます。

春休み宿題がタップリ出ました、早めに仕上げたいから来ます…という方もいます。

入試まで逆算すると、時間がありません、一分一秒たりとも勉強するために来ます…という方もいます。

人それぞれ、百人百様です。春爛漫にして、百花繚乱。美しいではありませんか。

さて、春期講習を仕掛けた張本人は、何を企んでいるのでしょうか?

「志(こころざし)果てるなら、いつでも畳んで明日から百姓!」が口癖の先生ですから、ゼニカネの目論見ではないでしょう。

大阪通信 Vol.52にヒントがありました。

「寒くてジッとしていた冬から、ウキウキと心躍る春へ。

季節が変わります。勉強にも目覚めてみてはどうでしょう。

いきなり舞い上がるのではなく、変わらず地を這うのでもなく、ほんの少し背伸びしてみてはいかがですか。

満開の桜も、冬の寒風に耐えた冬芽が、ほんのちょっとがんばって、花開いたものなのです。

冬に霜柱立つ地面ギリギリまで、少しずつ伸びてきたツクシが、ほんのちょっとがんばって、芽を出すのと同じですね。」

なるほど。ほんのちょっと背伸びして、変身してほしいと思っているのですね。

ほんの少し決意して、少しだけ一歩前へ。そんな春になるといいですね。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦