中学校受験の垢を落としましょう。「始まり」のススメ。

中学入試の統一日が過ぎ、早2週間が経ちました。

受験生のみなさんほんとうにお疲れ様でした。このブログを読んでいただいておりますみなさまが、歓喜の瞬間を迎えられたであらんことを切に願っております。

 

さて、受験から2週間も経てばそろそろ「うずうず」し始めているのではありませんか?

 

これまで1365日、雨の日も風の日も休むことなく机に向かい、栄冠を掴むために、弛まぬ努力を続けてきたみなさんです。1月中はまだよしとしても、もうそろそろ勉強がしたくてしょうがなくなっているのではありませんか?()

 

今日はみなさんに「始まり」のススメをしたいと思います。

中学生になると数学が始まりますよね。国語や理科や社会はそのままの呼び名なのに、算数だけが数学に変わります。

算数は中学校で数学を学ぶための予備学習でした。数学ではより学問的な領域に6年間かけて踏み込んで行きます。つまり数学は、算数のように数字や図形を扱うという点では似ていますが、全くもって違うものだと考えていただきたいのです。

 

小学校の時に算数はできなかったが、数学になったらできるようになった。なんてことは良く見聞きすることです。

数学は理屈がしっかりしていますし、なによりもシンプルです。ですがただそれだけが理由ではありません。

 

新しい「始まり」に向けた気持ちや行動の「切り替え」がきちんとできたことが大きな要因であると思います。

中学受験の勉強では何よりも「効率」を重視して勉強してきました。逆に「効率」を無視しては中学受験は戦えなかったと言ってもいいくらいですからね。

数学という新しい「始まり」に際し、中学受験で身につけた素晴しい経験や確固たる自信は残したまま、中学校受験の垢を落としませんか?

 

「丁寧さ」とか「図をいちいち書く」とか「式展開をする」といったことに立ち返り、当たり前の事を当たり前にできる、することを始めましょう。

上本町教室 中土井