不安は誰にでもあります。小生にもあります。
夜中にガバっと目を覚ましますと、妻が心配そうに覗きこんでいることがあります。
「うなされていたから」と。
記憶の糸をたどってみますと、恐ろしい夢を見ていたようでした。
恐ろしい夢、その一。
小生自身の入試にて。数学の難問が解けずに、額に汗しております。
恐ろしい夢、その二。
論文が書けずに唸っています。小生、長いこと学者をやっていました。学者は論文を書くことが仕事ですから、書けないと死活問題ですね。
恐ろしい夢、その三。
先生として指導にあたった入試に惨敗します。仕事がら、辞表を常に携行しておりますが、まさか提出することになろうとは、茫然自失です。
恐ろしい夢、まとめ。
解けない、書けない、通らない…。
小生も含め、人は恐ろしさとすれ違い、葬り去るために頑張るのかもしれません。
今日も一日、悔いなくがんばります。