不定期冬講日記(その28)

あ!っというまに、年内最後の講習日となりました。

つい昨日、今年の正月を迎えたような気がするのですが、気のせいでしょうか(笑)。

年を取ることと、月日が過ぎ去ることが、そのスピードにおいて、明らかに正比例しているような気がします。

子供のころに、「もういくつ寝ると、お正月?」と、指折り数えていた感覚が、もはやありません。

失神睡眠→早朝覚醒を繰り返し、そのことを意識する暇もなく、怒涛の毎日が過ぎ去っていきます。

立ちどまって考える余裕がないということは、一面「楽」でありますが、一面「苦」でもあります。「しまった!」と気づいた時には、もう遅いですからね。

網野善彦さんを読み始めたころ、「アジール=無縁」が「公界」(=「苦界」、「くがい」です)にもなり、「楽」にもなりと、興味深く拝読いたしました。(平凡社ライブラリー『無縁・公界・楽』)

ひしひしと実感がわいてくる、今日この頃です。

ともあれ年内最終講、張り切って頑張ります。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦