不定期冬講日記(その24)

来年受験生とか、再来年受験生とか、遠い将来に受験生とか…、そのような若者たちに、小生が伝える言葉があります。

「見渡してみい、受験生がたくさんおる」。

「すばらしい受験生もおる。なんちゃって受験生もおる」。

「見渡して、誰がすばらしいか、わかるか?」。

「なに?よく見てない?近づいて見てみい、邪魔にならんようにな」。

若者たちは、神妙な面持ちで一回り、うなづいて帰ってきます。

「誰がすばらしいかわかったら、君もそうなれ!」。

我々は、学年ごと、レベルごとの輪切りを排します。均質な集団を見回しても、すばらしい人がいないからです。

受験直前のこの時期にこそ、若者たちにこそ、鬼気迫る受験集団のすさまじさを見てもらいたいと思っています。

「受験の皆さんに、お邪魔かも…」との遠慮、一切ご無用です。

受験生諸君も後輩たちに、「このお兄ちゃん、なんちゃってくん!」などと指差されているようでは、お先真っ暗闇ですからね(笑)。

石川数学塾大阪
学園前教室・杉浦