来年受験生とか、再来年受験生とか、遠い将来に受験生とか…、そのような若者たちに、小生が伝える言葉があります。
「見渡してみい、受験生がたくさんおる」。
「すばらしい受験生もおる。なんちゃって受験生もおる」。
「見渡して、誰がすばらしいか、わかるか?」。
「なに?よく見てない?近づいて見てみい、邪魔にならんようにな」。
若者たちは、神妙な面持ちで一回り、うなづいて帰ってきます。
「誰がすばらしいかわかったら、君もそうなれ!」。
我々は、学年ごと、レベルごとの輪切りを排します。均質な集団を見回しても、すばらしい人がいないからです。
受験直前のこの時期にこそ、若者たちにこそ、鬼気迫る受験集団のすさまじさを見てもらいたいと思っています。
「受験の皆さんに、お邪魔かも…」との遠慮、一切ご無用です。
受験生諸君も後輩たちに、「このお兄ちゃん、なんちゃってくん!」などと指差されているようでは、お先真っ暗闇ですからね(笑)。