入試が近づいてきました。
親御さん、ご心配はごもっともです、しかし過保護はいけません。
受験生が自分でやるべきことを、代わりにやってあげるとか、浮いた時間で勉強時間を確保とか、論外です。
なぜか?…といいますと、子供たちは一度経験した入試の在り様を、のちの人生に何度も再現する…経験的に、かなり正しく、そうだと言い切れるからです。
中学入試と同じように、高校入試を迎え、大学入試を迎え、入社試験に挑み、昇進試験を受け…、さて、親御さん、いつまで長生きできますでしょうか(笑)。
ですから、過保護はダメです。
「歴史は、二度繰り返す。一度目は悲劇として。しかし二度目は茶番として。」
(カール・マルクス『ルイ・ボナパルトのブリュメール十八日』)
悲劇をあらかじめ予測し、用意周到に避けられるからこそ、人は賢いのです。