「怒号が教室に響き渡り、怠惰な学生をして粛然襟を正さしめ」たと、描写された授業があります。
このブログにも「師匠の思い出」として連載いたしました、我が師の授業です。
『退官記念論文集』に、一番弟子の先輩がお書きになりました。
師匠には遥かに及びませんが、毎日講習していますとボチボチ小生に叱られる生徒も出てきます。
小生、できなくても叱りませんが、できようとしないときには怒号を浴びせます。
悪くても叱りませんが、良くなろうとしないときには除名を宣告します。
線引きは明快です。ブレません。
学業も生活も、できようとしなければ、できるようになりませんし、良くなろうとしなければ、決して良くならないからです。
勝負は時の運、一敗地にまみれても、臥薪嘗胆、次を目指す人間になってほしい。
だから、まずは自ら、今日もあきらめずに生きていこうと思います。
生徒諸君には、私の背中についてきてほしいです。