実行可能な学習計画を。

早いものでもう1学期の期末試験が間近になってきました。

前回試験(中間試験)の反省から同じ轍は踏むまいと、試験に向けた学習計画をたてたり、もう実際に学習計画に沿った勉強を始めているみなさんもいることだと思います。

 

ですがちょっと待ってください。前回試験の振り返りや今回の試験の目標設定がきちんとなされた上でその学習計画をたてましたか?

 

そもそも学習計画とは行動計画のことです。ですから目標設定なしにそもそも学習計画などたてることはできないはずですよね。

 

さらに、この学習計画の精度が目標達成の確度を大きく左右します。ですから、学習計画の立案にたとえ丸1日かけたとしても、きちんとした計画がたてられたなら、あとから充分に成果として取り戻すことができます。

 

学習計画をたてるときの注意点

  ①学習計画は実行可能な計画にする。

  ②前日までにやりあげる計画で。

  ③やりきる。

 

①については、既に経験済のみなさんもいるかも知れませんが、「計画をたてる」と聞くと到底実行不可能であろう計画をたてる人がいます。高い意欲の現われか、今回の試験にかける意気込みなのかわかりませんが、実行不可能な計画をたてるということははじめから目標達成のつもりが無いと見られても仕方がありません。少し緩めの計画でも構いません。必ず実行可能な計画にすること。

 

②は文字通り、前日までにやりあげる計画で進めてください。一夜漬けなんて論外。自身ではなく、外的要因で何があるかわかりませんので、前日は最終チェック(見直し)程度に。

 

③については、そもそも勉強計画とは崩れやすいものです。ちょっとしたことでモチベーションが下がったりします。「できない」「やりたくない」理由は無限に存在します。強い意志と目標達成の意欲を持ってやりきってください。そうしないと「振り返り」で、もし目標通りに結果が出なかったときに、「学習計画に課題があった」のか「実行しなかったことに問題がある」のか検証のしようがありません。つまりは次回にもつながらない、もったいないことになります。

 

いろいろ書いてきましたが、この試験で納得のいく成果が出せることを期待しています。頑張ってください。

上本町教室 中土井