中間テストも終わり、すでに結果が手元に戻ってきていることだと思います。「よかった。」「悪かった。」「思い通りの結果だった。」「こんな答案見たくもない。」…とさまざまな感想をお持ちのことと思います。
テストのやり直しは、課題になっている学校も多いと思いますので、曲りなりににも手をつけている生徒さんも多いようですが、振り返りはもう済みましたか?
前回は目標のたて方、「平均点は目標にあらず!」と言うことをお伝えしました。今回は「振り返り」の仕方についてお伝えしていきますね。
振り返りとは文字通り、テストに向けた「取り組みそのもの」を振り返ると言うことです。その時の基準は何か?前回お話しました、具体的な「数値目標」です。
「できた」「できなかった」と言うのは主観的なものです。ですからあくまでも「数値目標」を振り返りの拠り所としなくてはいけません。
ではその具体的な手法ですが、
①目標に到達した教科、目標に到達しなかった教科をそれぞれ3教科ほどピックアップします。
②目標に到達した教科について、費やした労力(学習時間)、学習内容(問題集やプリント)、意欲(テストに際し
ての意気込みや取り組み)などを箇条書きにして振り返ります。・・・成功事例
③目標に到達しなかった教科について、②と同じ振り返りをします。そして次回への課題を書き加えます。
(例えば、「〇〇に時間を取られ、結局計画の半分の時間しかできなかった」とか「一夜漬だった」とか…。)
これらの反省を必ず次回に活かさなくてはなりません。結果には必ず理由があります。
今回悔しくも目標に到達しなかったのは、あなたの努力が目標とした数値を得るところまで到達していなかったからだと言えます。つまり「結果」を変えたければ「やり方」を変えなければならないと言うことなのです。
是非いまお伝えしたことを参考にして、もう一度テスト結果の「振り返り」をしてみてください。そして次回のテストに備えてください。
次回は学習計画のたて方についてお話したいと思います。